LPGA女子メジャー開幕戦「シェブロン選手権2026」が、米テキサス州ヒューストンのメモリアルパーク・ゴルフコース(パー72)で日本時間4月24日(金)早朝の初日スタートを切る。主役の一人はもちろん、前年度チャンピオンで日本の若きエース西郷真央(25)。2025年に“5者プレーオフ”を制してメジャー初制覇を成し遂げた彼女は、コース変更初年度の歴史的な一戦で日本人選手として史上初めてのメジャー2年連続優勝という偉業に挑む。
西郷真央の“前年度プレーオフ劇”——5人同点からの伝説
2025年シェブロン選手権は、テキサス州カーティングスのカールトンウッズで開催された。西郷真央は最終日を通算7アンダーでフィニッシュし、リンディ・ダンカン、アリヤ・ジュタヌガーン、ルオニン・イン、ヒョジュ・キムとの史上稀に見る5者プレーオフに突入。プレーオフ初穴(10番パー4)で、2.5メートルのバーディパットを冷静に沈め、メジャー初優勝を飾った。
このドラマは「史上最も選手数の多いメジャープレーオフ」として米女子ツアー史に刻まれ、日本女子ゴルフ史でも渋野日向子(2019年AIG全英女子)、笹生優花(2021年全米女子、2024年全米女子)に続く世界メジャータイトルとなった。
会場はメモリアルパーク——トム・ドーク改修コース、初年度開催
2026年大会はコース会場を変更し、普段は男子PGAツアーのヒューストンオープンを開催するメモリアルパーク・ゴルフコース(約7,412ヤード、パー72)で開催。LPGAメジャーとしては初開催の舞台となる。2020年にトム・ドークが改修したパブリックコースで、優勝のために必要なスコアは「7〜10アンダー前後」と予想されている。
メモリアルパーク 攻略ポイント
- 18番パー4(460y):湖越えの難関フィニッシングホール。LPGA仕様で距離調整あり
- 15番:新設の“池(プランジプール)”が配置され、ウイニングパット後のセレブレーション場に
- ドーク設計特有のアンジュレーショングリーン:読みの難しさがスコアに直結
- テキサスの強風とバミューダラフ:ショットメーカー有利の設計思想
初日の注目ティータイム——2:39PM(米ET)組
LPGA公式発表のスタートリストによれば、西郷真央の初日ティータイムは米東部時間4月23日14:39PM(日本時間24日03:39)。同組には世界ランキング上位のネリー・コルダ(現No.2)、そして2024年パリ五輪金メダリストのリリア・ヴーが入る“ドリームグループ”で初日を発進する。
この組は「ディフェンディングチャンピオン+2024年スコア平均1位+元全米女子オープン王者」という女子ゴルフ史上最強クラスの組み合わせ。テレビ視聴率的にも初日から最も注目される組となる。
日本人メジャー2年連続優勝——過去の達成者はゼロ
日本人女子のメジャー優勝は通算4勝。樋口久子(1977年全米女子プロ)、渋野日向子(2019年AIG全英女子)、笹生優花(2021年全米女子、2024年全米女子)、そして西郷真央(2025年シェブロン)だ。このうち、同一選手による2年連続のメジャー制覇は未達成。西郷が2026年シェブロンを制すれば、日本女子ゴルフ史上初の「メジャー連覇」達成者となる。
世界女子ランク上位者のシェブロン2026優勝オッズ(米ブックメーカー平均)
| 選手 | 世界ランク | 優勝オッズ(参考) |
|---|---|---|
| ネリー・コルダ | 2位 | +500(5倍) |
| ジェニー・シン(J.ティティクル) | 1位 | +700(7倍) |
| ハンナ・グリーン | 5位 | +1400(14倍) |
| 山下美夢有 | 6位 | +1800(18倍) |
| 岩井千怜 | 9位 | +2500(25倍) |
| 西郷真央 | 4位 | +2200(22倍) |
※オッズは海外オンライン・スポーツブック複数社の平均値を参考値として掲載。日本国内での賭けは不可。
日本人選手の初日ティータイム(米東部時間/日本時間換算)
- 西郷真央:14:39PM ET(4/24 03:39 JST)・コルダ/ヴーと同組
- 山下美夢有:予選ラウンド参戦、LPGAツアー2025賞金王として連戦
- 岩井千怜:JMイーグルLA準優勝の勢いを維持
- 笹生優花:2年連続全米女子オープン王者としてメジャー実績を武器に参戦
- 畑岡奈紗:LPGAツアー2年連続出場中、アイアン精度で勝負
放送予定(日本時間)
日本ではゴルフネットワークが全4日間・全ラウンド生中継を予定。初日は日本時間4月24日(金)24:00〜28:00(深夜帯)、最終日の日本時間4月27日(月)早朝には、西郷の連覇がかかる最終組の映像が届けられる。ピーコック(米国)は米ゴルフチャンネルの同時配信を行う。