ロリー・マキロイが2026年全米プロゴルフ選手権(PGAチャンピオンシップ、5月14〜17日)に挑む。
マスターズ2連覇という空前の勢いをそのままに、アロニミンクGC(ペンシルベニア州)でジャック・ニクラス以来51年ぶりの「同一年内マスターズ+全米プロ制覇」に挑戦する。
(2012/2014)
(2025/2026)
(ニクラス1975年)
前人未到の偉業へ――2年連続マスターズ制覇
2025年のマスターズでキャリアグランドスラムを達成したマキロイは、翌2026年のオーガスタでも優勝旗を手に入れた。
連続マスターズ制覇はタイガー・ウッズ(2001〜02年)、ニック・ファルド(1989〜90年)に続く歴史的偉業だ。
2026年マスターズ第3ラウンドでのマキロイ(golf.com)
マキロイ自身は「マスターズを制したことで、もはやプレッシャーから解放された。
残るメジャーはすべてボーナスのようなものだ。それが今、自分をより強く駆り立てている」と語った。
精神的な解放感が、さらなる高みへの原動力になっているのだ。
1975年ニクラス以来の「同年マスターズ+全米プロ」制覇なるか
同一年にマスターズと全米プロを制覇した最後の選手は、1975年のジャック・ニクラス。
マキロイが2026年の全米プロを制すれば、51年ぶりにその偉業が達成される。
さらに優勝すれば通算7勝目のメジャーとなり、歴代ヨーロッパ出身選手で最多記録を単独更新。
歴代通算でもトップ10入りを果たす。残り3勝で歴代単独4位(9勝)も視野に入る計算だ。
アロニミンクGCに展示されたウォナメーカートロフィー(golf.com)
全米プロ2012・2014年覇者の「ホームコース」感覚
マキロイにとって全米プロは相性抜群のメジャーだ。
2012年ロフネスバレーで初制覇、2014年バルハラでも優勝と、すでに2度ウォナメーカートロフィーを手にしている。
アロニミンクGCは2018年のBMWチャンピオンシップで開催実績があり、マキロイもコースを熟知している。
「2018年より今年のコースはグリーンが速くて硬い。先週下見に来てそれを確認した」とコメント。
事前にコースを何度もラウンドし、本番週の練習量を最小限に抑える戦略を採っている。
アロニミンクGCのクラブハウス(Wikimedia Commons)
最大のライバル:ディフェンディングチャンピオン・シェフラー
マキロイ最大の壁は、昨年のPGAチャンピオンシップ覇者でありツアー世界ランク1位のスコッティ・シェフラーだ。
シェフラーは今季マスターズ2位を含め連続上位フィニッシュを続けており、絶好調をキープしている。
| 選手 | 世界ランク | 直近の成績 | 全米プロ過去実績 |
|---|---|---|---|
| ロリー・マキロイ | 2位 | マスターズ2連覇 | 優勝2回(2012・2014) |
| スコッティ・シェフラー | 1位 | マスターズ2位 | ディフェンディング王者 |
| ブライソン・デシャンボー | 6位 | LIVバージニア3位 | US Open 2020覇者 |
| コリン・モリカワ | 8位 | 安定した上位フィニッシュ | 2020年優勝 |
| 松山英樹 | 15位前後 | マスターズ出場 | 過去複数回上位 |
日本人プレーヤーの注目選手
松山英樹はアロニミンクに出場。マスターズ覇者として得た出場権で2021年以来のメジャー優勝を狙う。
コリン・モリカワは2020年全米プロ覇者として、コース攻略のカギを握るアイアンショットへの定評を持つ。
2025年ライダーカップでのマキロイ(Wikimedia Commons)
大会スケジュールとTV放送情報
- 開催地:アロニミンクGC(ペンシルベニア州ニュータウンスクエア)
- 日程:2026年5月14日(木)〜17日(日)
- 日本時間放送:GOLFTV / BSスカパーでのライブ中継予定
- 賞金総額:2,100万ドル(過去最高額)
ゴルフファンの見どころまとめ
今大会最大のポイントは、マキロイがマスターズ優勝者として「同年内2メジャー制覇」に挑む点だ。
1975年のジャック・ニクラスが最後に達成した偉業を、現代最強クラスの選手が追いかける。
シェフラーとの頂上決戦、松山・モリカワの日本勢活躍にも注目。
アロニミンクGCの速くて難しいグリーンが、誰のゲームと相性がいいのか。5月14日のティーオフが楽しみだ。
ゴルフファンの声
「マキロイがマスターズを2連覇してから、久々にゴルフ中継を真剣に観るようになりました。今度こそ全米プロも取って欲しいです!」
「シェフラーとマキロイの戦いが今シーズンは本当に面白い。松山選手も頑張ってほしいですね。」