アーロン・レイがPGA選手権首位!
イングランド人107年ぶり優勝の歴史的瞬間
2026年PGA選手権(アロニミンク・ゴルフクラブ、ペンシルベニア州)の最終日、イングランド出身のアーロン・レイがトータル-6で首位に立ち、歴史的な偉業に向けて突き進んでいる。
イングランド人がPGA選手権を制したのは、1919年のジム・バーンズが最後。実に107年ぶりの快挙が目前に迫っている。
速報リードポイント:アーロン・レイが-6でトップ。ジャスティン・トーマス(-5・F)、ヨン・ラーム(-5)、マティ・シュミット(-5)が追走。松山英樹はカット後惜しくも上位に届かず。
最終日リーダーボード(途中経過)
ワナメーカー・トロフィーは優勝者賞金369万ドル(約5.5億円)とともに授与される
アーロン・レイとはどんな選手か
アーロン・レイは1997年生まれ、31歳のイングランド人プロゴルファー。ウルヴァーハンプトン出身で、欧州ツアーで3勝を挙げた後、2024年ウィンダム選手権でPGAツアー初優勝を飾った。
今大会では第1ラウンドから安定したプレーを見せ、R1:70、R2:69、R3:67と着実にスコアを伸ばしてきた。3日間でスコアを更新し続けるスタイルは、まさに「スロースターターが最後に爆発する」タイプの戦略的ゴルファーの典型だ。
最終日は前半から積極的な攻めを見せ、9番でイーグル、11番でバーディと連続フィニッシュ。一時は単独トップに立ったラームやシュミットを交わして、バック9の頭から-6の首位に立った。
歴史的背景:107年間の呪縛
PGA選手権でイングランド人が優勝したのは、1916年・1919年のジム・バーンズが最後。北アイルランド出身のロリー・マキロイは2012年に制覇しているが、「イングランド人」としては実に107年間もの間、優勝者が出ていない。今回のレイの快走は、その長い歴史を塗り替える可能性を秘めている。
最終日に起きた劇的なドラマの数々
ロリー・マキロイも-4で上位をキープ。7度目のメジャー制覇を狙う
今大会の最終日は、まさに「全員が主役」の超激戦となった。54ホール終了時点で4打差以内に22人がひしめく、メジャー史上でも稀に見る大混戦。
序盤、3日間首位のアレックス・スモーリーが6番でダブルボギーと崩れ、代わってマティ・シュミット、ヨン・ラームが相次いでトップに浮上。さらにその中に割り込んできたのがアーロン・レイだった。
今日の主なハイライト:
カート・北山が最終日に63(-7)という、メジャー最終日タイ記録となる超低スコアでT9へ急浮上。
ジャスティン・トーマスは65をマークしてクラブハウスリーダーの-5へ。
ヨン・ラームが前半だけで2連続バーディを奪い、一時は単独首位に立つ熱い展開に。
アロニミンクGC 10番ホール。1962年以来64年ぶりのPGA選手権開催コース
残り7ホールの優勝争い:各選手の注目ポイント
アーロン・レイ(-6):残り7ホールで首位を守れるか。パーでホールアウトすれば大きく前進だが、13〜18番は難関ホールが続くアロニミンクの後半。楔の精度が鍵となる。
ヨン・ラーム(-5):2023年マスターズ覇者。このPGA選手権で制覇すれば、残りのUSオープン・全英オープンも合わせてキャリアグランドスラムに王手がかかる。モチベーションは最高潮のはずだ。
ジャスティン・トーマス(-5・F):今季から復帰間もない中で65をマークしてクラブハウスリーダーに。2017年・2022年と2度PGAを制した経験が光る。残るプレーヤーのスコアが伸び悩めば、棚ぼた優勝も。
ロリー・マキロイ(-4):今季のマスターズ2連覇に続き、7度目のメジャー制覇を狙う。ドライバーの精度が戻ったと語っており、残り6ホールでの追撃に期待がかかる。
「アーロン・レイって誰?って感じだったけど、最終日のバック9を首位で迎えているのを見てゾクゾクした。107年ぶりのイングランド人優勝、生中継で見届けたい!」
「ラームが勝ったらキャリアグランドスラムへの道が開けるし、レイが勝ったら歴史的快挙。どっちも見たくて複雑!でも最後まで目が離せない大会ですね」
舞台・アロニミンクゴルフクラブについて
アロニミンクGCでPGA選手権が開催されるのは1962年以来64年ぶり
ペンシルベニア州ニュータウン・スクエアに位置するアロニミンク・ゴルフクラブは、フィラデルフィア郊外の名門コース。前回のPGA選手権開催は1962年で、今回は実に64年ぶりの開催となった。
コースは全長7,394ヤード・パー70。週を通じて強風と難しいピン位置が選手を苦しめ、第1日の平均スコアは72.26という難条件。それでも最終日は気温・風条件が和らぎ、スコアが伸びやすくなっている。