ライダーカップ100周年の節目となる2027年大会(アデアマナーGR・アイルランド)のチケット販売が、日本時間4月24日(金)19:00(現地11:00 BST)にアイルランド居住者限定の優先枠でスタート。最大6万人が待機列に並び、1時間以内で全チケットが完売する熱狂的な幕開けとなった。1日券499ユーロ(約8万2000円)は欧州開催の歴代最高額だが、それでも瞬殺。100周年大会の熱気が早くも沸騰している。
1時間以内で完売——6万人が待機列
2027ライダーカップの主催者「Ryder Cup Europe」は、アイルランド島居住者を対象にした先行販売枠を4月24日(金)11:00 BST(日本時間19:00)にオープン。アイリッシュ・タイムズ紙の報道によれば、オープン直後のオンラインポータルには最大6万人が同時待機。1時間以内に予定枚数がすべて完売した。
アイルランドは2027年大会でライダーカップ開催100周年を迎える記念大会のホスト国。アデアマナーGR(リムリック州)は本大会開催のために全面改修されており、2023年ローマ大会以来の欧州開催として現地ファンの期待は爆発的だ。
チケット価格と販売日程
| 券種 | 対象日 | 価格(EUR) | 日本円換算 |
|---|---|---|---|
| 本戦1日券 | 9/17(金)・9/18(土)・9/19(日) | €499 | 約82,000円 |
| 開会式日券 | 9/16(木) | €179〜 | 約29,500円 |
| 練習日券(火・水) | 9/15・9/16 | €89〜 | 約14,700円 |
| 練習日券(16歳未満) | 9/15・9/16 | €20〜 | 約3,300円 |
1日券499ユーロは欧州開催の歴代最高額。2023年ローマ大会(€325)、2018年パリ大会(€220)、2014年グレンイーグルス大会(£95)から年々上昇しており、「ダイナミック・プライシングではないか」との議論も現地メディアで起きている。
全世界抽選は6月3日から
アイルランド居住者以外のファンに向けた一般世界抽選(グローバル・バロット)は2026年6月3日(水)にオープン予定。日本人ゴルフファンもここから応募できる。
2027年大会は9月13日(月)から19日(日)まで1週間開催され、本戦は金土日の3日間。ライダーカップは2年サイクルの欧州・米国交互開催で、2025年ベスページ・ブラック(米国)で米国が勝利したため、欧州チームにとってはホーム奪還の大一番となる。
100周年大会の特別な意味
1927年に創設されたライダーカップは、2027年で100周年。実は記念すべき100周年大会の開催地として、アイルランドの選ばれたこと自体が歴史的だ。アデアマナーは1997年以来となるアイルランド本土でのライダーカップ開催であり(1997年はKクラブ、アイルランド島)、南部リムリック州での初開催となる。
欧州チームのキャプテンは現時点で正式発表待ちだが、ルーク・ドナルド(2023ローマ優勝キャプテン)が続投する可能性も報じられている。米国チームはキーガン・ブラッドリーの続投が既定路線となりつつある。
日本人ファンの参戦の注意点
- グローバル・バロット応募は2026/6/3(水)オープン、rydercup.com/tickets から。アカウント事前作成を推奨
- 1日券が当選した場合の実質総額は、航空券・宿泊費込みで最低30〜40万円が目安
- リムリック州周辺のホテルはすでに予約埋まりつつある。ダブリンからレンタカーまたはバスで2.5時間
- 9月中旬のアイルランド天候は最高気温15度前後、防寒・雨具マスト
- 公式ハスピタリティパッケージは別枠で数十万円規模、プレミアム観戦希望者向け
まとめ
100周年記念のライダーカップ2027は、開催前からチケット争奪戦が勃発。アイルランド居住者限定枠の1時間完売は、ゴルフのナショナル・イベントとしての地位を改めて示した。日本人ファンにとっては6月3日のグローバル・バロットが勝負。抽選倍率は数百倍〜千倍超えが確実視されるが、100周年の歴史的瞬間を現地で見届けたいなら、今のうちに渡航計画を練っておきたい。