LIVゴルフリーグは、2026年シーズンのアジアラウンドを飾る「LIVゴルフ韓国2026」を、5月28〜31日(現地)に韓国・釜山のアシアドカントリークラブ(Asiad Country Club)で開催することを公式発表した。同コースとは複数年契約を結んだ多年度開催方針で、2015年以来続いていた仁川ジャック・ニクラウス・ゴルフクラブからの移籍が確定。王者ブライソン・デシャンボーが再び“黄金色のフィニッシャー”を防衛する舞台となる。14戦10カ国5大陸を回る2026年シーズンのフィナーレ前最後のアジア公式戦として、世界最大級のゴルフ×エンタメ・フェスの幕が開く。
開催概要——2026年シーズン第11戦、5月下旬の韓国ラウンド
LIVゴルフ韓国2026は、5月7〜10日の「LIVゴルフ・バージニア」と6月4〜7日の「LIVゴルフ・アンダルシア」の間に組み込まれる、2026年シーズン通算第11戦として開催される。舞台となるアシアドCCは、釜山・機張郡(キジャン)の日光邑(イルグァンウプ)に位置し、2002年アジア競技大会のゴルフ会場として建設された韓国屈指の名門コースである。
LIVゴルフ韓国2026 開催データ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 大会名 | LIV Golf Korea 2026 |
| 開催日 | 2026年5月28日(木)〜31日(日) |
| 会場 | アシアドカントリークラブ(釜山市機張郡日光邑) |
| シーズン内位置 | 2026年第11戦(全14戦) |
| 契約形態 | 複数年契約(多年度開催) |
| 前大会会場 | Jack Nicklaus GC 仁川(〜2025年) |
アシアドCC——アジア大会・BMW女子LPGAも開催した韓国屈指の舞台
アシアドCCは2002年釜山アジア競技大会のゴルフ競技会場として開場した歴史を持ち、その後もKPGAコリアンツアーや国際大会の舞台として活用されてきた。特筆すべきは、LPGAのBMWレディース・チャンピオンシップが同コースで開催され、ネリー・コルダやジェニファー・クプチョといったスター選手が優勝した“聖地”である点。釜山中心部から約40分と交通の便もよく、韓国南部における国際競技インフラの象徴的な存在だ。
LIVゴルフはこの会場を「アジアで最も美しく、最も挑戦的なコースの一つ」と位置付け、BMW女子と同じ舞台で54ホール・3ラウンドの団体戦+個人戦フォーマットを展開する。
防衛戦に挑むブライソン・デシャンボー——メキシコ離脱からの復活弾
2025年大会を個人戦で制したのはブライソン・デシャンボー。韓国ギャラリー5万人の前で最終日の豪快なショットメーキングを披露し、LIVゴルフのアジア市場を牽引する象徴的勝利となった。しかし2026年シーズンは4月のLIVメキシコシティ大会で手首を負傷し、決勝ラウンド前に棄権。5月11〜17日のPGAチャンピオンシップ(アロニミンクGC)復帰を経て、釜山で再び“狂気のショットメーカー”がフェアウェイに戻る構図だ。
一方、2026年シーズンここまで個人チャンピオンシップで6打差圧勝を含む複数勝を挙げているのがジョン・ラーム(リージョンXIII)。ラームvsデシャンボーの頂上対決は、シーズン終盤のランキング争いに直結する重要な戦いになる。
14戦10カ国5大陸——2026年シーズンは“完全グローバル化”
韓国ラウンドの確定により、LIVゴルフ2026シーズンの全スケジュールは以下の14大会・10カ国・5大陸に拡大。アジアではシンガポール(3月)・香港(3月)・韓国(5月)の3大会が組まれ、中東・欧州・南米・北米・アジアを横断する“真のグローバルリーグ”を標榜する。
- 2月:リヤド(サウジアラビア)
- 3月:アデレード(豪州)/香港/シンガポール
- 4月:マイアミ/メキシコシティ
- 5月:バージニア/韓国(釜山)
- 6月:アンダルシア/UK(JCBゴルフ)
- 7月:ダラス/シカゴ
- 8月:インディアナポリス(個人/団体戦プレーオフ)
エンタメ×ゴルフ——コンサート・グルメ・Kカルチャー融合
LIVゴルフ韓国2026は、競技と並行して開催されるコンサートや屋台フェス、Kカルチャー体験を看板の一つに据える。LIV Golfが「ゴルフ×音楽フェスの融合」というビジョンを掲げて以降、韓国大会はアジア市場で最もチケット完売ペースが速い大会の一つに成長。公式発表では「世界クラスの競技と、比類なきオフコース・エンターテインメントを融合させる」とされ、詳細なコンサートラインナップは5月に順次発表される。
日本ファンにとっての注目ポイント
日本から釜山への直行便は約1時間50分と、国内移動並みの近さ。LIVゴルフは日本開催こそ未定だが、韓国大会は日本人ファンにとって最も行きやすい海外LIV大会の一つだ。また、2026年シーズンから出場するLIV選手の一部は日本ツアーやPGAツアージャパン経験者でもあり、松山英樹選手と過去の国際大会で戦ったキャメロン・スミス、ジョアキン・ニーマン、ジョン・ラームらの競演は必見である。
PGAチャンピオンシップ(5月14〜17日)とLIV韓国(5月28〜31日)がほぼ連続する日程は、「メジャー→LIV」の視聴リズムを日本のゴルフファンに提供する重要な2週間となる。