PGAツアー唯一のチーム戦「チューリッヒクラシック・オブ・ニューオーリンズ2026」が日本時間4月24日(金)早朝、ルイジアナ州エイボンデールのTPCルイジアナで開幕する。80チーム160選手のフィールドで、今週最大の注目ペアは“昨年の奇跡”を再現しようとするベン・グリフィン(28)とアンドリュー・ノヴァク(31)。2025年大会で2人とも“人生初のPGAツアー優勝”を同時に掴んだコンビが、TPCルイジアナで連覇に挑む。
2025年優勝——“同時PGA初制覇”の感動ストーリー
2025年チューリッヒクラシックの決勝ラウンド、グリフィンとノヴァクはデンマーク代表のニコライ&ラスマス・ホイガード兄弟を1打差で振り切って優勝。PGAツアー通算0勝同士の“無冠コンビ”が、チーム戦というドラマチックな舞台で同時に初優勝を飾った。この展開はツアー史に残る名勝負として語り継がれている。
ノヴァクは優勝インタビューで「前回勝ったのはコロナ前のコーン・フェリーツアーだ。何年も勝利を知らずにやってきた身としては、本当に特別だ」と涙ぐんだ。グリフィンもまた「ミニツアー時代から苦しんできた。チーム戦という形だからこそ掴めた勝利だ」と振り返っている。
2026年の防衛戦——コンビ続投で“再現”を狙う
2026年大会、2人は昨年と同じペアで再びエントリー。グリフィンは2025年の勝利後に“メジャー級プレーヤー”として飛躍し、同年のチャーリー・ホフマン・インビテーショナルで個人2勝目を達成。ノヴァクも春のシーズンで複数回トップ10入りを果たし、賞金ランキングで過去最高の順位を維持している。
アンドリュー・ノヴァクの“もう一つの顔”——ツアー屈指のNFLファン
米ESPNは今週、「アンドリュー・ノヴァクはPGAツアー最大のNFLファンかもしれない」と題する特集を掲載。ノヴァクは地元ノースカロライナ州シャーロット出身のカロライナ・パンサーズ熱狂ファンで、遠征先でもNFLチャンネルの契約を欠かさないという。
競技直後のロッカールームでもフットボール試合のチェックを欠かさず、ゴルフ関係者との食事でも会話の半分はNFLという情熱ぶり。チューリッヒクラシック期間中も、ペリカン系カロライナ・パンサーズのドラフト速報を片手にラウンドに臨むと報じられている。
今週のペア序列——フィッツパトリック兄弟が本命、グリフィン組は3番手評価
2026チューリッヒクラシック優勝オッズ(参考値)
| 順位 | ペア | 優勝オッズ | 備考 |
|---|---|---|---|
| 1位 | フィッツパトリック兄弟(Matt & Alex) | +800(8倍) | マット:RBCヘリテージV後 |
| 2位 | ケプカ&ロウリー | +1200(12倍) | ケプカPGA復帰戦 |
| 3位 | グリフィン&ノヴァク | +1400(14倍) | ディフェンディング王者 |
| 4位 | ホイガード兄弟 | +1600(16倍) | 昨年準優勝のリベンジ |
| 5位 | ホブランド&フォーリー | +2000(20倍) | 欧州コンビ |
※オッズは海外オンライン・スポーツブック複数社の平均値を参考値として掲載。日本国内での賭けは不可。
チーム戦フォーマット——80チームがフォアボール+オルタネートショットで激突
チューリッヒクラシックはPGAツアー唯一のチーム戦。初日と3日目は「フォアボール(ベストボール)」、2日目と最終日は「フォアサム(オルタネートショット)」という過酷な交互プレー形式で競う。初日と2日目で中間カット(上位33チーム+タイ)が行われ、週末3・4日目に優勝チームが決まる。
- 大会賞金総額:950万ドル(約14.8億円)
- 優勝賞金:2人合計260万ドル(約4億円)
- FedExCup獲得ポイント:400ポイント(通常大会の半分、ただしチーム戦換算)
- 会場:TPCルイジアナ(ピート・ダイ設計、7,425ヤード・パー72)
- 開催日:2026年4月23日(木)〜4月26日(日)米東部時間
日本人選手の参戦は?
2026年チューリッヒクラシックには、残念ながら日本人選手は1組もエントリーしていない。松山英樹は現在PGA選手権(5月)に向けたコンディション調整中で、チューリッヒは既に欠場を表明。その他、日本人PGAツアー選手(田口湊、小平智ら)も今週は出場しない。
日本での放送・配信(JST)
- 4月25日(土) 04:30〜07:30:ゴルフネットワーク・ライブ中継(初日後半)
- 4月26日(日) 03:00〜07:00:2日目ラウンド生中継
- 4月27日(月) 01:30〜07:30:最終日・最終組生中継