2026年マスターズを連覇して「マスターズ・バック・トゥ・バック」の偉業を達成したロリー・マキロイ(北アイルランド)の次戦が、日本時間4月30日開幕のキャデラック・チャンピオンシップ(フロリダ州・トランプ・ナショナル・ドーラル/ブルーモンスター)に確定したと米メディアが相次いで報じた。マスターズ後の“しばらくオフ”宣言から約10日間の休養を経た、満を持しての実戦復帰となる。

PGAツアーが10年ぶりに“奪還”したブルーモンスター

ドーラルのブルーモンスターは2016年のWGC-キャデラック選手権を最後にPGAツアーから離れ、2022〜2025年はLIVゴルフの舞台となっていた。2026年のPGAツアー日程改編で10年ぶりに復帰し、キャデラックが再びタイトルスポンサーに就任。賞金総額2000万ドル(約30億円)、出場72名の限定フィールドのシグネチャーイベントとして、春のPGAツアー最大の節目となる。

マキロイにとってブルーモンスターは2010年代に3度(2012, 2014, 2015)WGCキャデラック選手権優勝を飾った“ホームコース”同然の会場。コース戦績・優勝回数ともに群を抜く相性のよさで、優勝候補の筆頭に挙げられる。

マキロイのコメント「10日間はとにかく休む、家族といる」

マスターズ優勝直後の会見でマキロイは「しばらくはゴルフクラブを触らない。家族と過ごす時間が必要だ」と発言していた。また、チューリッヒクラシックへの参戦も一部ファンが期待していたが、盟友ショーン・ロウリーがブルックス・ケプカとペアを組んだことでマキロイは不参加となっていた。

今回のドーラル参戦発表は、元米大統領ドナルド・トランプが「ドーラルでロリーがプレーするのを見に行く」とマスターズ後にSNSで明かしたことで、ほぼ確定していた流れ。PGAツアーの選手登録も正式に確認されている。

キャデラック・チャンピオンシップ2026 基本情報

  • 日程: 4月30日(木)〜5月3日(日) ※日本時間5月1日早朝〜5月4日午前
  • 会場: トランプ・ナショナル・ドーラル/ブルーモンスター(フロリダ州マイアミ)
  • 賞金: 2000万ドル(シグネチャーイベント)
  • フィールド: 72名(FedExCupトップ50+α)
  • 放送: ゴルフネットワーク生中継/4ラウンド全中継予定

シグネチャーイベントとしての重要度

キャデラック・チャンピオンシップはFedExCup上位50名と成績上位枠で構成されるシグネチャーイベント。カットなし・72人限定の少数精鋭戦のため、出場選手にとってはFedExCupポイントを大量獲得する絶好の機会となる。マキロイはマスターズ優勝で今季ポイント1位の座にあるため、ここでも上位に食い込めばシーズン前半でほぼFedExCup1位を確定できる。

他の注目選手の出場予定

  • スコッティ・シェフラー(世界1位): 出場確定/コースへの相性は未知数
  • ザンダー・シャウフェレ: 出場確定/マスターズでは予選落ち、巻き返しを期す
  • コリン・モリカワ: 背中の痛みからの復帰タイミング次第/出場見込み
  • 松山英樹: 出場確定/直近のアジア遠征を終えて今季2勝目を狙う
  • 今平周吾: 出場カテゴリー未確定/招待枠に期待

マキロイの今後のスケジュール(予想)

日程 大会 会場
4/30〜5/3 キャデラック・チャンピオンシップ トランプ・ドーラル
5/14〜5/17 PGA選手権(メジャー) アロニミンクGC(PA)
5/28〜5/31 ザ・メモリアル・トーナメント ミュアフィールドビレッジ
6/11〜6/14 全米オープン(メジャー) シンネコックヒルズ

注目ポイントまとめ

  • マキロイはマスターズ連覇後の初公式戦、復調モメンタムが最大の焦点
  • ドーラル・ブルーモンスターはマキロイ得意コース(通算3勝)
  • 2月以降シグネチャーイベント4連勝の可能性が射程圏に
  • PGA選手権(アロニミンク)へのコンディション作りとして最適な1戦