PGAツアー唯一の2人1組チーム戦「チューリッヒクラシック・オブ・ニューオーリンズ2026」初日、フォーボール方式で行われたラウンドでアレックス・スモーリー&ヘイデン・スプリンガー組が14アンダー「58」という驚愕のスコアをマーク。大会タイ記録となるビッグナンバーで単独首位を奪い、6打差の大差を2位に突きつけた。
12バーディー+2番イーグルで一気にペース爆発
2ホール目のパー5でいきなりイーグルを奪うと、バックナインだけで7バーディーという驚異的な集中力で猛攻を継続。18番ホールではスプリンガーが約6.4メートル(21フィート)のバーディーパットを沈めて締め、2024年3月のマクニーリー&ベロ組が樹立した大会記録「58」にタイ記録で並んだ。
フォーボール方式(2人のうち良いスコアを採用)とはいえ、18ホールで14アンダーは圧倒的。TPCルイジアナの平均ラウンドスコアが68前後であることを考えると、その異次元ぶりが際立つ。
初日リーダーボード・トップ10
| 順位 | チーム | スコア | TR |
|---|---|---|---|
| 1 | A.スモーリー/H.スプリンガー | -14 | 58 |
| 2 | A.エクロート/D.トンプソン | -13 | 59 |
| T3 | B.マーティン/T.クロウ | -11 | 61 |
| T3 | Z.ボーシュー/S.スティーブンス | -11 | 61 |
| T5 | M.ブレナン/J.キーファー | -10 | 62 |
| T8 | M.フィッツパトリック/A.フィッツパトリック | -8 | 64 |
| T45 | B.ケプカ/S.ロウリー | -3 | 69 |
“伏兵ペア”の強みを読み解く
首位に立った両者を個別に見ると、アレックス・スモーリーはパッティングランキング上位常連、ヘイデン・スプリンガーは2024年のジョン・ディア・クラシックで3ラウンド目に「59」を叩き出したPGAツアー屈指の爆発力の持ち主。つまり「パッター」と「ロー・ゴーラー」の最強コンビである。
一方に長打イーグルチャンス、もう一方に確実なバーディーパット。フォーボール方式での補完関係としてはほぼ理想形で、2日目以降の“アキレス腱”であるフォアサム(オルタネートショット)を無事しのげれば優勝候補として浮上する。
優勝本命フィッツ兄弟は-8、6打差のT8発進
優勝オッズのトップ本命であり、今季RBCヘリテージで復活優勝&世界ランク3位まで昇りつめたマット・フィッツパトリックと、3月にヒーロー・インディアンオープンでDPワールドツアー初優勝を飾ったばかりの弟アレックス・フィッツパトリックの英国ブラザーズペアは-8「64」のT8発進。首位とは6打差となったものの、第2ラウンドのフォアサム方式は兄弟ならではの“あうんの呼吸”で最も強みを発揮できるフォーマット。追い上げが期待される。
第2ラウンド(金曜・現地時間)の見どころ
第2ラウンドはフォアサム(オルタネートショット)方式。1ホールごとに交代してドライバー→セカンド→パットと打ち継ぐため、チーム内のリズムとラインの読み合わせが勝負を分ける。カットラインは上位33組+タイの見込み。
- 日本時間4/25(土)04:00〜07:00 ゴルフネットワーク生中継
- フォアサムはフォーボールに比べ平均スコアが2〜3打上がる傾向
- 首位の58組がフォアサムでも-6以下を維持できるかが最大の注目
- 兄弟&ケプカロウリー組にとってはフォアサムが“勝負ラウンド”
日本人選手の状況
2026年のチューリッヒクラシックは日本人選手の出場ナシ。代わりに朝鮮系韓国・中国・タイのアジア系選手にも脚光が集まる。松山英樹、今平周吾らは次戦のキャデラック・チャンピオンシップ(4/30-5/3、ドーラル)に照準を合わせて調整中だ。