PGAツアー唯一のチーム戦「チューリッヒクラシック・オブ・ニューオーリンズ2026」初日(フォーボール方式)が日本時間4月24日未明にTPCルイジアナで行われ、オースティン・エクロート&デイビス・トンプソン組が17ホール終了時点で通算13アンダーと爆発。本命視されていたフィッツパトリック兄弟やケプカ&ロウリー組を完全に突き放す“ダークホースによる大逃げ”で単独首位に立った。

初日リーダーボード・トップ10(17:00時点/JST)

順位 チーム スコア 消化
1 A.エクロート/D.トンプソン -13 17H
2 Z.ボーシュー/S.スティーブンス -12 F(60)
T3 A.スモーリー/H.スプリンガー -11 15H
T3 B.マーティン/T.クロウ -11 F(61)
5 M.ブレナン/J.キーファー -10 17H
T6 B.ホーシェル/T.ホーゲ -9 16H
T6 M.ヒューズ/T.ペンドリス -9 17H
T6 B.ホスラー/S.ライダー -9 F(63)
T16 A.ノバク/B.グリフィン(前年王者) -7 17H

“勝負師”エクロートד爆飛ばし屋”トンプソンのケミストリー

首位に立ったオースティン・エクロートは2024年ココナッツクリーク・クラシック、2024年コテル・カンパニーズオープンの2勝を挙げている29歳の“勝負師”。一方のデイビス・トンプソンも2023年ジョン・ディア・クラシック勝者で、ドライバー飛距離はツアー平均を優に上回る314ヤード超え。この両輪がフォーボール方式とハマり、バックナインで連続バーディーを重ねた。

特に12番パー5でトンプソンが第2打を2オンし、エクロートがタップインイーグル。続く13番パー4でも両者がグリーンをヒット、エクロートが8mの長いバーディーパットを決めてスコアを伸ばした。TPCルイジアナの平均スコアは約68前後で、18ホール終了時点での60切りは濃厚だ。

優勝オッズ+1100のトップ本命「マット・フィッツパトリック&アレックス・フィッツパトリック」兄弟ペア、そしてマスターズ後にPGAツアー復帰を果たした「ブルックス・ケプカ&ショーン・ロウリー」組は、いずれも午後スタートで現地時間4月23日の日没までに数ホールしか消化できず。

現時点では両ペアともにイーブンパー(1H終了時)でT44と、ニュースではあるが首位との差は13打。金曜のフォアサム(オルタネートショット)で一気に詰める勝負プランを立てたいところだ。

ディフェンディング王者ノバク&グリフィン組はT16発進

2024年大会覇者のアンドリュー・ノバク&ベン・グリフィン組は17ホール終了時点で-7、T16と発進。フォーボール方式では“どちらかがバーディーを取れば良い”攻めが可能なため、初日で連覇を狙う王者としては物足りないスタートとなった。

グリフィンは開幕戦ソニーオープン以降のアジア2試合で成績を落としており、大会前のメディア取材で「ホームコースは俺らだけの舞台、初日の後半からギアを入れ直す」とコメントしていた。

第2ラウンドの見どころ

金曜のラウンド2はフォアサム(オルタネートショット)方式。チーム戦の中でも最もテクニカルで、2人の息がプレーそのものを左右する。上位33組+タイまでがカットライン通過。

注目ポイントまとめ