マスターズ2026の興奮も冷めやらぬ中、メジャー第2弾「全米プロゴルフ選手権(PGA Championship)2026」が現地時間5月14〜17日(日本時間:5月15日〜18日)に米ペンシルベニア州ニュータウンスクエアのアロニミンクゴルフクラブで開催される。本大会のアロニミンク開催は1962年以来64年ぶり。マスターズで連覇を果たしたロリー・マキロイ、ディフェンディング・チャンピオンのスコッティ・シェフラー、松山英樹らが出場予定。日本人ゴルフファン必見のメジャーを開催1ヶ月前にプレビューする。

大会概要:開催日・会場・賞金

項目 内容
大会名 第108回 PGA Championship(全米プロゴルフ選手権)
開催日 2026年5月14日(木)〜5月17日(日)(現地時間)
日本時間 5月15日(金)早朝〜5月18日(月)早朝
会場 アロニミンクGC(米ペンシルベニア州ニュータウンスクエア)
コース設計 ドナルド・ロス(1928年設計)
過去開催 1962年(最後)以来、64年ぶりの全米プロ
来場者数(見込み) 約20万人(5月11日〜17日のプラクティス含む)
主催 PGA of America

会場:アロニミンクGCはどんなコースか

アロニミンクGCは、「ゴールデンエイジ」と呼ばれる1920年代の名匠ドナルド・ロスが1928年に設計した、米国を代表するクラシックコースの1つ。フィラデルフィア郊外のニュータウンスクエアに位置し、トーナメント開催コースとしては既にBMWチャンピオンシップ(2018, 2020)、KPMG女子PGA選手権(2020)を成功させてきた実績がある。

コース特徴

  • ドナルド・ロス特有のアンジュレーショングリーン——アプローチショットの精度が試される
  • 難易度の高いバンカー配置——フェアウェイバンカーがティーショットの戦略を左右
  • パー70(一般的なメジャー仕様)——ロングパー4が複数あり、飛距離より「正確さ」が問われる
  • 2018年BMW優勝のキーガン・ブラッドリー、ジャスティン・トーマスらが「セカンドショットがすべて」と評価

ディフェンディング・チャンピオン:スコッティ・シェフラー

2025年バルハラ(ケンタッキー州)で初の全米プロ制覇を果たしたスコッティ・シェフラーが、ディフェンディングチャンピオンとして出場。世界ランキング1位(2026/4時点)の状態をキープし、メジャー4勝目(マスターズ2024・2025連覇、全米プロ2025)を狙う。

ただし2026年シーズンに入ってからは、マスターズで首位タイ→最終R崩れ、RBCヘリテイジでフィッツパトリックにプレーオフで敗退と、勝ち星がない状態。第二子の誕生間近でメジャー以外の試合を絞っており、本大会への調整に注目が集まる。

注目選手——マスターズ覇者マキロイ、松山英樹の参戦動向

ロリー・マキロイ(北アイルランド)

マスターズ2026で連覇を達成し、現代ゴルフ界の頂点に立つマキロイ。全米プロは過去2勝(2012カイアワ、2014バルハラ)を誇る得意舞台。キャリアグランドスラム+全米プロ3勝目のかかる大一番だ。

松山英樹(日本)

マスターズ2026ではT17フィニッシュとまずまずの内容。腰の調子も改善傾向にあり、日本人初の全米プロタイトル獲得にチャレンジ。過去5年で全米プロ予選通過率80%以上と相性の良いメジャーだ。

そのほかの注目選手

  • マット・フィッツパトリック——RBCヘリテイジ優勝で世界ランクキャリアハイ3位、全米プロでも勝負できる位置に
  • ザンダー・シャウフェレ——前年全米プロ覇者(2024バルハラ)も気になる存在
  • キャメロン・ヤング——マスターズで上位フィニッシュ、メジャー初優勝へ機運
  • ロバート・マッキンタイア——欧州勢の旗手、コース適性に注目
  • ジャスティン・トーマス——2018年BMW@アロニミンク優勝経験、コースを知る

放送予定(日本時間)

  • 第1ラウンド:5月15日(金)未明〜 ゴルフネットワーク/TBSチャンネル
  • 第2ラウンド:5月16日(土)未明〜
  • 第3ラウンド(決勝R):5月17日(日)未明〜
  • 最終ラウンド:5月18日(月)未明〜
  • ※生中継は深夜帯〜早朝が中心。完全な放送スケジュールは大会2週間前に各局公式で発表予定

チケット情報

2026年大会は最終ラウンドのチケットが2025年9月時点で完売済み——PGA of America史上最速級の売り切れペース。プラクティスラウンドおよび木金のチケットは一部入手可能だが、現地観戦は早めの確保が必須。

過去の優勝者(直近10年)

会場 優勝者 スコア
2025バルハラスコッティ・シェフラー-19
2024バルハラザンダー・シャウフェレ-21
2023オークヒルブルックス・ケプカ-9
2022サザンヒルズジャスティン・トーマス-5
2021キアワアイランドフィル・ミケルソン-6
2020ハーディング・パークコリン・モリカワ-13
2019ベスページ・ブラックブルックス・ケプカ-8
2018ベルリブブルックス・ケプカ-16
2017クエイル・ホロウジャスティン・トーマス-8
2016バルツスロールジミー・ウォーカー-14

勝利予想——シェフラー連覇 vs マキロイ反撃

編集部の現時点予想は「シェフラーvsマキロイ」を軸に、フィッツパトリック・松山・ヤングがダークホース。アロニミンクの硬く速いグリーン+戦略性の高いコース設計は、SG: Approach(アプローチ)の高い選手を浮上させる傾向がある。データゴルフの予想も、上位3名は世界ランク1〜5位の選手で固めると予想されている。

まとめ——マスターズに次ぐ「メジャー第2幕」

マスターズ2026の興奮を引き継ぐ全米プロ2026は、64年ぶりのアロニミンク開催+シェフラー連覇+マキロイのキャリアグランドスラム延長+松山の挑戦と話題満載のメジャー。日本時間5月15日(金)未明、運命の第1ラウンドが始まる。CryptoGolfClubでは大会期間中、毎日速報をお届けする予定だ。