PGAツアーのシグネチャーイベント「キャデラックチャンピオンシップ2026」が、日本時間4/30(木)未明〜5/4(月)朝にかけて、フロリダ州マイアミの名門「トランプナショナル・ドラル ブルーモンスター」で開催される。賞金2000万ドル・ノーカット・限定72人のプレミアム大会で、ドラルがツアー復帰するのは2016年以来10年ぶり。シェフラーが本命だが、注目度の高い大会にもかかわらずマキロイ、M.フィッツパトリック、シャウフェレ、オーベルクが揃って欠場と、フィールドの薄さも話題になっている。
「ブルーモンスター」10年ぶりのツアー復帰
ドラルは1962年から2016年まで54年間PGAツアー大会を開催した名コース。WGCキャデラックチャンピオンシップを最後に2017年からツアーから外れていたが、今年から「キャデラックチャンピオンシップ」の名で正式復帰。前述のジャック・ニクラス改修コースはパー72・7,590ヤード、最大の名物は名物16番(パー3)とパー4の18番「ブルーモンスター」。風が強いマイアミではティショットの安定性が勝敗を分ける。
大会概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 大会名 | キャデラックチャンピオンシップ2026 |
| 会場 | トランプナショナル・ドラル ブルーモンスター(フロリダ州マイアミ) |
| 日程 | 2026年4月30日(木)〜5月3日(日) ※JST 5/1未明〜5/4朝 |
| 賞金総額 | 2,000万ドル(約30億円) |
| 優勝賞金 | 360万ドル(約5.4億円) |
| フィールド | 72人・ノーカット |
| ステータス | シグネチャーイベント(FedExCupポイント大会) |
本命:シェフラー、ドラル復活戦の主役へ
世界ランキング1位のスコッティ・シェフラーが「ブルーモンスター復活戦」のフィールドリーダー。ブルーモンスターは長く・荒く・要求度の高いコースで、ミスを最小限に抑えるシェフラーのスタイルにフィットする。マスターズ2026ではマキロイに1打差で敗れて2位だったが、キャリア150週超ナンバー1の安定感はドラル攻略でも最大の武器となる。
大物欠場ラッシュ——マキロイらの「2大会連続スキップ」
注目度の高いシグネチャーイベントにもかかわらず、フィールドには意外な空白がある。
- ロリー・マキロイ:マスターズ連覇後、2大会連続でシグネチャーイベントを欠場。マキロイ陣営は「マスターズ後は限定的なスケジュール」と発表済み。
- マット・フィッツパトリック:RBCヘリテージ覇者&世界ランク3位だが、本人の意向で欠場。チューリッヒクラシック後の連戦回避か。
- ザンダー・シャウフェレ:怪我明けの調整中で欠場。
- ルドビック・オーベルク:欧州ツアーとの兼ね合いで欠場。
- ブルックス・コープカ:「第1補欠」として待機中。
松山英樹は出場——日本人選手は1人だけの厳しい戦い
日本人で唯一フィールド入りしたのは松山英樹(34、世界ランク14位)。マスターズ2026はカット落ちを経験したが、ヴァルスパー、RBCヘリテージとトップ20圏内で復調傾向。ドラルは過去に2016年WGCで2位タイに入った相性の良いコースで、今季初優勝への期待が高まる。
注目組——シェフラーの対抗馬3人
- キャメロン・ヤング:最近のティショット復調で本格化、ドラルのような長いコースで強い。
- ジャスティン・ローズ:「ブルーモンスター」では2016年WGCで5位タイ、ベテランのコースマネジメント。
- トミー・フリートウッド:欧州勢で唯一の本命格、初優勝のかかる重要な1戦。
欠場ラッシュへの「業界の反応」
米メディア「Golf.com」は「これがツアーの真実か、問題か」と題する記事で、シグネチャーイベントへの欠場連続を懸念。2000万ドルの賞金でも世界TOP15のうち4人が欠場したのは異例で、PGAツアーは「シグネチャーイベントの強制力」見直しを検討する可能性も指摘されている。
放送・配信情報(日本時間)
- 第1R:4/30(木) 23:00 〜 5/1(金) 06:00
- 第2R:5/1(金) 23:00 〜 5/2(土) 06:00
- 第3R:5/2(土) 23:00 〜 5/3(日) 06:00
- 第4R(最終):5/3(日) 23:00 〜 5/4(月) 06:00
- 放送:ゴルフネットワーク(生中継)/PGA Tour Live(フィーチャーグループ配信)
まとめ:ドラル復活戦は「シェフラー対その他」の構図
10年ぶりのツアー復活となるキャデラックチャンピオンシップ2026。マキロイ不在でシェフラーが圧倒的本命、対抗馬は松山英樹・ヤング・ローズ・フリートウッド。賞金2000万ドルとブルーモンスターの伝統が新たな歴史をスタートさせる1週間に注目したい。