LPGAツアー今季初メジャー「シェブロン選手権2026」(テキサス州メモリアルパークGC)は日本時間4/26未明、第3ラウンドが終了。世界ランキング2位のネリー・コルダ(米国)がこの日「2アンダー70」をマークし、通算16アンダー200でホールアウト。54ホールスコアは2022年にジェニファー・カプチョが樹立した大会タイ記録に並び、自身キャリア最大の5打差リードで日本時間4/27(月)未明スタートの最終Rを迎える。

第3R——8打差まで広げてからの「失速」も大会タイ記録

コルダは初日「65」、第2Rも「65」と2日連続のボギーフリー。第3R前半で一時リードを8打差まで拡大したが、後半に短いパットを連続で外す場面があり最終的には2アンダー70で終了。それでも54ホール200ストロークは2022年にミッションヒルズ(カリフォルニア)でカプチョが達成したシェブロン選手権54Hスコアタイ記録。コルダ自身にとっても、メジャー54ホール終了時点では自己最大のリード幅となった。

第3R終了時点リーダーボード(上位5名)

順位選手スコア備考
1ネリー・コルダ(米)-16(200)54H大会タイ記録/キャリア最大リード
2パティ・タバタナキット(タイ)-112021年ANA覇者・2位浮上
T3マヤ・スターク(瑞)-9第3R「68」で浮上
T3アンナ・ノルドクィスト(瑞)-9ベテランがメジャーで好調
T5ローズ・チャン(米)/ヒョジュ・チェ(韓)-83位グループから3打差

「短いパットを外した」場面が今後の鍵

本人がメディアに「2〜3フィートを4〜5回外した」と語ったように、第3R後半は3パットボギー2つが出る大荒れの一時期があった。だが、そこから3バーディーで取り返したあたりは「世界ナンバー2」の地力。コルダ陣営は最終Rに向け、短いパットのストローク再確認朝のウォームアップ時間延長を計画している。

ネリー・コルダ シェブロン選手権 第3R メモリアルパーク 54ホール大会タイ記録 LPGA メジャー
第3R後半、短いパットを連続で外すも-16をキープ(写真:Golf.com)

2位タバタナキット、5打差を逆転できる「メモリアルパーク要因」

2位のパティ・タバタナキットは通算-11。5打差は容易ではないが、舞台のメモリアルパークGCはパー71・全長6,824ヤードで「ショートゲーム勝負」になりやすく、1ホールで2打動くシナリオは十分にあり得る。タバタナキットは2021年ANAインスピレーションでメジャーを制した経験があり、コルダにプレッシャーをかけられる稀有な存在だ。

コルダの個人記録——シェブロン制覇で「メジャー3勝目」

コルダはこれまでメジャー2勝(2021年KPMG女子PGA、2024年シェブロン選手権の連覇には届かず…ではなく今回が連覇挑戦ではない)を持つが、本戦でのキャリア通算メジャーは2勝シェブロン制覇は初となればメジャー3勝目。今シーズンは1勝3度の2位(4試合中)と「勝ちきれない時期」を抜け、世界ランク1位返り咲きへ大きく前進する展開が見えてきた。

日本人選手の状況——古江ら出場組のスコア

  • 古江彩佳:54H通算-3でT22位、最終R追い上げに期待
  • 西郷真央:54H通算-1でT38位、トップ10内浮上は厳しい
  • 山下美夢有:54H通算-1でT38位、メジャー初経験を糧に
  • 笹生優花:カット落ち
  • 畑岡奈紗:今大会欠場

放送・配信情報(日本時間)

  • 第4R(最終):2026年4月27日(月) 02:30〜07:30 / ゴルフネットワーク(生中継)
  • NBC Peacock:米国時間13:30〜17:30(JST 4/27 02:30〜06:30)
  • 最終組ティオフ予定:JST 4/27 約04:30〜(コルダ&タバタナキット)

まとめ:コルダ、メジャー3勝目&今季2勝目へ大きく前進

第3Rの「失速」を乗り越えて5打差リード+54H大会タイ記録。コルダにとって、初のシェブロン制覇世界ランク1位への帰還を一気に決めるチャンスだ。日本時間4/27(月)未明〜朝の最終R中継は、LPGA今季最大の山場となる。タバタナキットの「2021年再現」がもし起これば、メジャー史に残る大逆転劇になり得る。