PGAツアーチャンピオンズ「三菱電機クラシック・プレゼンテッド・バイ・ベンシュア2026」(米ジョージア州TPCシュガーローフ/パー72/7,205ヤード)は日本時間4/26、第2ラウンドが終了。2026シーズンから新採用された「モディファイドステーブルフォード(修正ステーブルフォード)」形式の下、アーニー・エルス(南ア・55歳)ジェリー・ケリー(米・59歳・ディフェンディング)首位タイで最終Rを迎える。総額200万ドル・優勝賞金30万ドルの行方は、日本時間4/27(月)未明〜朝に決まる。

新フォーマット「モディファイドステーブルフォード」とは

2026年から本大会が採用した特殊な得点ルール。ホールごとのスコアを以下のポイントに換算し、合計ポイントが最も高い選手が優勝する:

スコアポイント
アルバトロス(パー-3)+8
イーグル(パー-2)+5
バーディー(パー-1)+2
パー0
ボギー-1
ダブルボギー以上-3

このルール最大の特徴は、イーグル・アルバトロスへの強烈なインセンティブと、ダブルボギー以上の致命的なペナルティ。普通のストロークプレーなら「我慢」が選択肢となる場面でも、攻めの一打が報われる形式だ。

第2R終了時点リーダーボード

順位選手ポイント備考
T1アーニー・エルス(南ア)+27R1+13、R2+14
T1ジェリー・ケリー(米)+27R1+11、R2+16・通算200戦目
3ザック・ジョンソン(米)+25R1首位(+15)から後退
T4レティーフ・グーセン(南ア)+222002年TPCシュガーローフ覇者
T4ベン・クレイン(米)+22第2R+10で浮上
TPCシュガーローフ ジョージア州 デュルース ゴルフコース 三菱電機クラシック 2026 PGAチャンピオンズ
舞台のTPCシュガーローフ(米ジョージア州デュルース)。パー72、7,205ヤード(写真:イメージ)

注目1:エルス、シニア初年から快進撃

メジャー4勝(全英2回、全米2回)、世界ランク1位経験者の「ビッグイージー」アーニー・エルスは55歳でPGAツアーチャンピオンズに本格参戦。R2は「+14」のスコアリングペースで、R1首位だったザック・ジョンソンを抜き去った。長尺パターと安定したショット精度で、新フォーマットの「攻め時」を見極めるベテランの判断力が光る。

注目2:ケリー、PGAチャンピオンズ「200戦目」で連覇王手

59歳のジェリー・ケリーは今大会のディフェンディング。今大会がPGAツアーチャンピオンズ通算200戦目という節目で、R2は「+16」と猛烈に伸ばし首位タイに食らいついた。連覇となれば「200戦目で連覇」という史上稀な記録を達成することになる。

注目3:ホスト&チャールズシュワブカップリーダー、シンクは脱落圏

大会ホスト兼チャールズシュワブカップ・リーダーのスチュワート・シンクは3戦連続優勝(PGAチャンピオンズ史上10人目の偉業)を狙ったが、第2R終了時点で+13と上位から離れた。「攻めれば伸びるが、ボギーで-1されるリスク」が新フォーマットの厳しさだ。

注目4:もう一人のレジェンド、グーセン

2002年にBellSouth Classic(同コースで開催されたPGAツアー大会)を制したレティーフ・グーセンは、コース相性抜群。さらにグーセンは2005年のINTERNATIONAL(ステーブルフォード形式)の覇者でもあり、「コース」と「形式」の両方を熟知する稀有な選手。最終Rで「+10ポイント」程度を叩く可能性は十分にある。

放送・配信情報(日本時間)

  • 第3R(最終):2026年4月27日(月) 04:00〜07:00 / ゴルフチャンネル
  • 米国時間:15:00〜18:00 ET
  • 国内ライブ配信:DAZN、ゴルフネットワーク・プラス(番組表参照)

まとめ:新フォーマット元年、エルスかケリーか

「攻める者が勝つ」モディファイドステーブルフォード形式の三菱電機クラシック最終R。エルス&ケリーが共に+27で並び、3位のザック・ジョンソンとは2ポイント差。1イーグル=5ポイントで順位がガラッと変わる「ハイテンション形式」だけに、最終R前半から目が離せない。日本時間4/27(月)の朝、TPCシュガーローフから新時代の覇者が誕生する。