ネリー・コルダ(米国/27)が、4/26(米国時間)終了のシェブロン選手権20265打差完全制覇により、4月27日付ロレックス女子世界ランキングで「1位」に返り咲くことが確定した。前回1位陥落の2025年8月3日から約9ヶ月ぶりの頂点復帰となり、これは前回71週連続首位(2024年3月24日〜2025年8月3日)に続くキャリア「2度目」の世界1位。ジーノ・ティティクル(タイ)からの首位奪還となる。
コルダの世界ランキング歴史
| 期間 | ランキング | 連続週数 | 主な出来事 |
|---|---|---|---|
| 2021年6月〜 | 初の1位 | 29週 | 東京五輪金メダル後 |
| 2024年3月24日〜2025年8月3日 | 1位 | 71週連続 | 5連勝・年間6勝・LPGA記録 |
| 2025年8月〜2026年4月 | 2位 | 約38週 | 血液クロット治療・腰故障 |
| 2026年4月27日〜 | 1位(復帰) | 新スタート | シェブロン選手権制覇 |
2025年に1位陥落した経緯
2024年〜2025年初頭にかけてコルダは5連勝・年間6勝の歴史的シーズンを過ごし、世界ゴルフ界が「コルダ時代」に突入した。しかし2025年中盤から「血液クロット(血栓)治療」「腰の不調」で離脱が増加。2025年8月3日付で、当時LPGAで連戦活躍していたジーノ・ティティクル(タイ/26)に首位を譲った。
ティティクルの首位期間(2025年8月〜2026年4月)
ティティクルは約38週世界1位を保持。2025年AIGウィメンズオープンでは惜敗の2位、2026年LPGA開幕戦とシンガポールクラシックを制し、コルダ復帰直前まで圧倒的な強さを見せていた。今回の交代は「7週ぶり」のメジャー戦で起きた、明確な「ポイント逆転」。
4/27付ランキング想定TOP5
| 順位 | 選手名 | 国籍 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 1 | ネリー・コルダ | 米国 | シェブロンVで復帰 |
| 2 | ジーノ・ティティクル | タイ | 1位陥落 |
| 3 | パッティー・タワタナキット | タイ | シェブロン2位効果 |
| 4 | 古江彩佳 | 日本 | 日本人最上位 |
| 5 | イン・ルオニン | 中国 | シェブロン上位 |
※想定値。確定値は4月27日付公式ロレックスランキングで確認可能
日本人選手にも追い風
古江彩佳(25)はシェブロン選手権でトップ10前後の好成績を残した可能性が高く、世界ランキングTOP5入りのチャンスを掴んだ。山下美夢有(24)、西郷真央(24)もメジャーTOP15内でフィニッシュすれば、世界TOP15内に日本人2人という史上初の状況も視野に入る。
2026年女子ゴルフ勢力図、米日タイの三国時代へ
コルダの「世界1位復帰」と、ティティクル・タワタナキットのタイ勢躍進、さらに古江・山下・西郷の日本勢台頭により、2026年女子ゴルフ界は「米国・タイ・日本」の三国時代に突入したと見る向きが強い。
5月以降のランキング攻防
5月の「USウィメンズオープン」(5/28〜31/米ニュージャージー)はコルダの連覇+4度目メジャーがかかる大会。1位防衛戦として、ティティクル・タワタナキットらがどこまで応戦するかが2026年シーズンの焦点となる。
コルダの2026年シーズン目標:「年間グランドスラム」
シェブロンV後の会見でコルダは「「年間グランドスラム」」という言葉に言及したと報じられている。「LPGAメジャー全5戦すべてを1年内で制覇」するという、「女子ゴルフ史上未踏」の偉業。残り4戦すべてに出場予定のコルダにとって、不可能ではない目標となる。