悪天候による1時間の開幕遅延を乗り越えて始まったTruist Championship 2026(クォール・ホロー・クラブ、ノースカロライナ州)第1ラウンド。韓国のイム・ソンジェが-6で単独首位に立ち、4週ぶりに復帰したロリー・マキロイとシャンター・シェフラーを追いかける展開となっている。また、欧州勢がセベ・バレステロス逝去15周忌に白と紺の追悼コーディネートでプレーしたことも大きな話題となった。

R1速報リーダーボード(途中経過)

悪天候で午前中の開幕が約1時間遅延。クォール・ホロー名物の最終3ホール「グリーン・マイル」(16・17・18番)が水浸しの状態となるなか、競技はスプリット・ティーから行われた。

順位 選手名 スコア 消化H
1 イム・ソンジェ(韓国) -6 11H
T2 クリストッファー・ライタン(ノルウェー) -5 F
T2 トミー・フリートウッド(英国) -5 17H
T2 ニック・テイラー(カナダ) -5 15H
T2 マキシミリアン・マッカーティ -5 15H
T6 ハリス・イングリッシュ -4 16H
T6 ニクラス・ホイゴー(デンマーク) -4 14H
T6 ディフェンディング王者 セップ・ストラカ(オーストリア) -4 13H
T19 松山英樹(日本) -2 13H
T19 キャメロン・ヤング -2 12H
T19 ジャスティン・トーマス -2 12H
T33 ロリー・マキロイ(北アイルランド) E 17H
T33 ジャスティン・ローズ(英国) E 17H
T33 ヴィクトル・ホブランド(ノルウェー) E 16H
T33 ジョーダン・スピース E 13H
T33 シャンター・シェフラー(世界1位) E
T33 ルドビッグ・オーベルグ(スウェーデン) E 17H

※スコアはR1途中経過。

悪天候で1時間遅延、ソフトコンディションに

ノースカロライナ州シャーロットを直撃した激しい雨と雷雨の影響で、木曜日の第1ラウンド開幕は約1時間遅れた。調整されたティータイムはスプリット・ティーで正午〜午後2時台(現地時間)に組まれた。コースは水を含んでソフトな状態となり、例年以上にバーディチャンスが増えたとみられる。

気象条件を考慮するとコースは「ランが出ず、止まりやすい」状態で、ロングヒッターに有利な展開。イム・ソンジェが前半から積極的にバーディを量産し、後半に入っても単独首位をキープしている。

クォール・ホロー・クラブ 18番ホール Truist Championship 2026
クォール・ホロー・クラブの名物18番ホール(©Sky Sports)

マキロイ「マスターズ以来、最高にモチベーションが高い」

マスターズ連覇(4月第2週)から4週間のブランクを経てPGAツアーに復帰したロリー・マキロイ(世界2位)。マット・フィッツパトリック、ジャスティン・ローズと同組の10番ティーから1時3分(現地時間)にスタートした。

ラウンド前のインタビューでマキロイは「まだまだ上を目指したい。マスターズ後に感じているモチベーションは、これまでのキャリアで最高レベルかもしれない」と語り、来週のPGA Championship(アロニミンク)に向けた充実ぶりを見せた。

現在17ホールを終えてイーブンパー(T33位)という出だしだが、長年このコースと相性が良い。2024年のTruist Championshipでは同じクォール・ホロー・クラブで5打差の圧勝を飾っており、巻き返しは十分に期待できる。

⚫ セベ・バレステロス逝去15周忌 — 欧州勢が白と紺で追悼

マキロイ、ローズ、フリートウッドら欧州出身選手たちは今ラウンド、セベ・バレステロスが生前に好んだ「白いポロシャツ×紺のパンツ」というコーディネートで競技に臨んだ。スペインのレジェンドは2011年5月7日に54歳で亡くなっており、今年でちょうど15周忌となる。セベといえばクォール・ホロー・クラブにも馴染みが深く、欧州ゴルフを象徴する選手だっただけに、この取り組みはファンから広く称賛されている。

シェフラー欠場・モリカワ欠場でマキロイに有利な展開

世界1位のスコッティ・シェフラーは来週のPGA Championshipに向けたコンディション調整を優先し、今週の欠場を選択。また、コリン・モリカワも直前に欠場を申し出ており、代替出場のアンドリュー・プットナムがその枠を埋めた。

前週のキャデラック選手権(ドラール)を制したキャメロン・ヤングも-2で好発進しており、マキロイとの2週連続好勝負に注目が集まる。シャンター・シェフラーの欠場により、今大会の優勝者が来週のPGA Championshipへの最後の出場権を得られる可能性もある。

賞金総額は2000万ドル(約30億円)のシグネチャーイベント。優勝賞金は360万ドル超(約5億4,000万円)で、勝者はFedExCupポイントも700点と大きく加算される。

松山英樹は-2でT19位発進

日本代表・松山英樹は13ホール消化時点で-2(T19位)と好スタートを切っている。クォール・ホロー・クラブとの相性は決して悪くなく、先週のキャデラック選手権でも上位争いを演じただけに、このまま上位をキープすれば週末の注目選手となりそうだ。

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