マスターズ連覇中のロリー・マキロイを筆頭に、世界トップランカーが集うトゥルーイスト選手権2026がノースカロライナ州シャーロットのクエール・ホロー・クラブで5月6〜10日に開催される。マキロイはすでに4度の優勝を誇る「相性抜群のコース」で5勝目を狙う。コリン・モリカワ(世界6位)をはじめ日本にもなじみ深い選手が多数出場する注目の1戦だ。
マキロイの「聖地」クエール・ホロー——4勝の実績がもたらす絶対的自信
ロリー・マキロイのクエール・ホローへの愛着は格別だ。2010年、2015年、2021年、2024年と4度の優勝を誇り、このコースで負けた記憶よりも勝った記憶の方がはるかに多い。昨年(2025年)のトゥルーイスト選手権はクエール・ホロー以外の会場での開催だったが、今年2026年は待望の「ホーム」復帰。2024年大会ではシャウフェレを最終日1打差で逆転し、劇的な4度目の優勝を果たしている。
今年のマキロイはさらに勢いに乗っている。マスターズで連覇を達成(タイガー・ウッズ以来の快挙)し、世界ランキング2位を維持。「クエール・ホローに戻ってくるのが楽しみで仕方ない。このコースは自分のゲームを最大限に引き出してくれる」と語り、自信をみなぎらせている。
注目の出場選手——世界トップ10から8人が集結
今大会は世界ランキング上位10人のうち8人が出場を予定している。ただし、世界ランキング1位のスコッティ・シェフラーは翌週の全米プロゴルフ選手権(アロニミンク・ゴルフクラブ、5月11〜17日)に向けて英気を養うため欠場を決断。それでも豪華なフィールドは揃っている。
| 世界ランク | 選手名 | 国籍 | 見どころ |
|---|---|---|---|
| 2位 | ロリー・マキロイ | 🇬🇧 北アイルランド | コース4勝、連覇狙い |
| 3位 | マット・フィッツパトリック | 🇬🇧 イングランド | 復調気配 |
| 4位 | キャメロン・ヤング | 🇺🇸 USA | 今週もカデラック優勝の余波 |
| 5位 | ジャスティン・ローズ | 🇬🇧 イングランド | 45歳・マスターズ3位の勢い |
| 6位 | コリン・モリカワ | 🇺🇸 USA | メジャー2勝の精密機械 |
| 7位 | トミー・フリートウッド | 🇬🇧 イングランド | イギリス勢の一角 |
| 9位 | ザンダー・シャウフェレ | 🇺🇸 USA | 昨年度チャンピオン経験者 |
| 10位 | J.J.スパウン | 🇺🇸 USA | 今季好調をキープ |
コリン・モリカワと日本人ゴルファーへの影響
日本のゴルフファンにとって特に注目したいのが、日系アメリカ人のコリン・モリカワ(世界6位)だ。全英オープン、全米プロを制したメジャー2勝者は今季も安定した成績を維持しており、今大会でも上位を狙う。またカデラック選手権でT4に入ったシ・ウ・キムの勢いにも注目が集まる。
日本人選手の出場については確認ができていないが、今大会はFedExCupポイントの争いにも直結するシグネチャーイベントであり、PGAツアー挑戦中の松山英樹ら日本人選手への影響という観点からも目が離せない戦いとなる。
全米プロ直前の重要前哨戦——2026年ゴルフシーズンの山場へ
トゥルーイスト選手権はメジャー第2戦「全米プロゴルフ選手権」(ペンシルベニア州アロニミンク・ゴルフクラブ、5月11〜17日)の直前週に位置する重要大会。シェフラーのような「メジャー集中型」の選手が休養を選ぶ一方、マキロイやヤングのように連戦でも隙を見せない選手もいる。この1週間の戦いが、全米プロへの勢いを左右する「前哨戦」としての役割も果たすため、例年以上の注目度が見込まれる。
ディフェンディングチャンピオンはセップ・ストラカ(オーストリア)。また過去の優勝者にはマックス・ホーマ(2019年、2022年)、ジェイソン・デイ(2018年)、ブライアン・ハーマン(2017年)、リッキー・ファウラー(2012年)、ルーカス・グローバー(2011年)と錚々たる顔ぶれが並ぶ。