2026年マスターズ・トーナメントで、ラッセル・ヘンリーが通算10アンダーの3位タイという自己最高成績を記録した。ジョージア州メイコン出身のヘンリーにとって、地元オーガスタでの快挙は特別な意味を持つ結果となった。
3日目の「66」が転機に
ヘンリーの飛躍を決定づけたのは、3日目(ムービングデー)の圧巻のプレーだった。6バーディ、ノーボギーの6アンダー66を記録し、一気にトップ10圏内にジャンプアップ。この日のスコアはヘンリーにとってオーガスタでのキャリアベストラウンドとなった。
パトリック・リードとともにジョージア州出身選手として土曜日のリーダーボードを牽引し、地元ファンを大いに沸かせた。
最終リーダーボードでの位置づけ
最終的なリーダーボードでは、優勝したロリー・マキロイ(12アンダー)、2位のスコッティ・シェフラー(11アンダー)に続き、ヘンリーはティレル・ハットン、ジャスティン・ローズとともに10アンダーの3位タイでフィニッシュした。賞金は108万ドル(約1億6200万円)を獲得した。
| 順位 | 選手名 | スコア |
|---|---|---|
| 1 | ロリー・マキロイ | -12 |
| 2 | スコッティ・シェフラー | -11 |
| T3 | ティレル・ハットン | -10 |
| T3 | ラッセル・ヘンリー | -10 |
| T3 | ジャスティン・ローズ | -10 |
マスターズでの成長曲線
ヘンリーのマスターズにおける最高成績は、これまで2023年の4位タイ(7アンダー)だった。今回の3位タイ(10アンダー)はそれを上回る結果であり、34歳にしてまだ成長を続けている証左と言えるだろう。
派手な話題に事欠かなかった2026年マスターズだが、ヘンリーのような堅実でコンスタントなプレーヤーが上位に食い込む姿は、ゴルフの醍醐味を改めて感じさせてくれる。スポットライトが当たりにくい選手かもしれないが、オーガスタを知り尽くした地元の星は、着実にグリーンジャケットに近づいている。