PGAツアー2年目のマイケル・ブレナン(米国)が、ルーキーのジョニー・キーファーと組んで臨んだチューリッヒクラシック・オブ・ニューオーリンズ2026の初日(4/24未明・JST)、TPCルイジアナ18番ホールの池際で上半身裸になってショットを試みた瞬間がX(旧Twitter)・Instagramで一気にバイラル化した。チームは初日「11アンダー61」をマークする好発進だったが…。
事件は18番(パー5)の池際で起きた
ブレナン&キーファー組は後9番(10〜18番)からスタート。最終18番のパー5で、ブレナンの第3打のアプローチがグリーン手前の池に飛び込んでしまう。しかしボールはピン手前の浅瀬の泥地に半分顔を出している状態で、打てる可能性が残っていた。
4ボール(ベストボール)形式は2人のうちスコアの良い方をチームスコアにできるため、片方がリスクを取りやすい。すでにキーファーがパー圏に乗せていたブレナンは、「白いポロをドロまみれにしたくない」と判断し、迷わずシャツを脱ぎ捨て、上半身裸でクラブを振り抜いた。
ボールは2フィート上がって…そのまま池の中へ
結果は無情だった。ボールは2フィート(約60cm)ほど浮いた後、水しぶきと泥をブレナンに浴びせかけながらそのまま再び池に沈没。打ち損じである。
しかしチーム戦の妙で、パートナーのキーファーがパーセーブ。チームスコアはノーダメージで切り抜けた。打数だけ見れば「失敗ショット」だが、SNS的には大成功だった。
「DM大量に来るかもね」キーファーの反応
記者団の囲み取材でパートナーのキーファーはこう笑った。「あれだけバズったから、ジムやプロテイン会社、たぶん別の方面からも、彼にはDMがめちゃくちゃ来るんじゃないかな」
当のブレナン本人は「これまでバズった経験は一度もない。シャツがドロドロになるのが嫌だっただけで、特別な意図はなかった」と苦笑い。HuffPostやFOXニュースの見出しは「Jacked PGA Tour Golfer」と、彼の鍛え上げられた体まで話題にした。
初日のスコアは衝撃の「61」
笑い話で終わらないのは、ブレナン&キーファー組がこの18番パーを含めて11バーディー+イーグル+ボギーなどをまとめ、初日の4ボール部門で11アンダー61を提出したこと。これは初日全体でも5位タイに相当する好発進だった。
初日(4ボール)の主要結果
| 順位 | チーム | スコア | 備考 |
|---|---|---|---|
| 1 | A.スモーリー&H.スプリンガー | -14(58) | 大会タイ記録 |
| 2 | D.トンプソン&A.エックロート | -13(59) | 1打差2位 |
| T5 | M.ブレナン&J.キーファー | -11(61) | SNSバズ組 |
第2Rでフォーサムに屈し決勝R落ち
歓喜の初日から一転、第2Rのフォーサム(オルタネートショット)でブレナン&キーファー組は3オーバー75と苦戦。通算8アンダーで決勝Rに必要な10アンダーのカットラインに2打届かず、決勝R進出を逃した。
同じくこの週末はブルックス・コープカ&シェーン・ロウリー組や、トニー・フィナウ&マックス・グレイサーマン組といったメジャー覇者・有力選手たちもカットラインを下回っており、「初日が華やかすぎた組ほど第2Rで失速する」というチューリッヒあるあるが今年も繰り返された格好だ。
まとめ:話題性で大勝利、結果は次節へ
ブレナン本人は週末を見られなかったが、SNSフォロワー数は爆発的に増加。PGAツアー公式X、ゴルフチャンネル、ESPN、HuffPost、FOX Newsまで取り上げ、「2026年序盤最大のゴルフバイラル」として記憶される結果となった。
来週からはキャデラック選手権(5/1〜、ドラル)のシグニチャーイベントへバトンタッチ。トップ選手が再集結する大舞台で、ブレナンの「次の話題」が見られるか注目したい。