ルイジアナ州アボンデールのTPCルイジアナで開催中のPGAツアー唯一のチーム戦「チューリッヒクラシック・オブ・ニューオーリンズ2026」第2ラウンドが、日本時間4月25日(土)早朝に進行。初日にスーパースコア「59」をマークしていたデイビス・トンプソン&オースティン・エックロート組が、フォーサム(オルタネートショット)で粘り強くスコアを伸ばし、通算17アンダーで単独首位に浮上した。

初日「58」記録のスモーリー組、2日目は失速

初日にフォアサム部門で大会タイ記録の14アンダー「58」をマークし1打差リードしていたアレックス・スモーリー&ヘイデン・スプリンガー組は、フォーマットが「フォーサム(オルタネートショット)」へと切り替わる第2Rで苦戦。通算-16でトンプソン&エックロート組に首位を譲り、単独2位に後退した。

初日に「59」をマークしていたトンプソン&エックロート組は、フォーサムでも粘り強くパーセーブ+着実なバーディー獲得でスコアを伸ばし、首位に踊り出た。フォーアボール(ベストボール)からフォーサム(オルタネートショット)へのフォーマット転換は、毎年のチューリッヒで上位陣を入れ替える"番狂わせの時間帯"として知られており、今年もその通りの展開となった。

第2R終了時点リーダーボード(速報・現地進行中)

順位 チーム スコア 備考
1 D.トンプソン&A.エックロート -17 R1で「59」
2 A.スモーリー&H.スプリンガー -16 R1で「58」大会タイ記録
T3 M.フィッツパトリック&A.フィッツパトリック -12 RBCヘリテージ覇者の兄弟
T3 B.コープカ&S.ロウリー -12 メジャー4勝+全英覇者の最強コンビ
T5 B.グリフィン&A.ノヴァク -11 2025優勝の連覇挑戦コンビ
T5 R.エングランド&W.ジールスマ -11 ベテラン伏兵タッグ

"58"の翌日が地獄——フォーサムの罠

初日に大会タイ記録「58」を叩き出したスモーリー&スプリンガー組のアレックス・スモーリーは前日「こんなスコアが出ると、翌日のオルタネートショットで現実に引き戻される」と冗談を飛ばしていたが、現実となった形だ。

フォーサム形式は1ホールごとに1球だけを2人で交互に打つ厳しいフォーマット。1ミスがチームスコアに直結するため、フォーアボールでハイスコアを出した翌日に伸び悩むケースは多い。今年もパターンに違わず、フォーサムを得意とするドライバー&ミドルアイアンの精度の高いコンビが浮上した。

フィッツ兄弟、コープカ&ロウリーは決勝Rで逆転圏

注目度トップだったマット&アレックス・フィッツパトリック兄弟は通算-12でT3。RBCヘリテージ覇者のマットを擁する人気チームは、決勝R(フォーアボール×日曜フォーサム)で十分逆転圏内だ。第2Rの18番ホールではイーグル奪取を見せ、復調の兆しを示した。

同じくT3に並ぶブルックス・コープカ&シェーン・ロウリー組は、初日のスロースタートから一気にギアを上げ、14位→T3まで急上昇。週末はメジャー4勝のコープカ+全英覇者ロウリーという爆発力で、5打差を一気に詰めるシナリオも現実味を帯びる。

第3ラウンド見どころ(日本時間4/26朝〜昼)

  • フォーマット:フォーアボール(ベストボール)に再切替 ——伸ばしやすいフォーマットに戻る
  • トンプソン&エックロート組はR1で「59」を出した実力で再び大爆発の可能性
  • スモーリー&スプリンガー組は1打差なら問題なし、再度首位返り咲きが現実味
  • フィッツ兄弟・コープカ&ロウリー組は5打差を埋める"ロウスコア勝負"
  • 放送:日本時間4/26(日)05:00〜09:00 ゴルフネットワーク/PGAツアーライブ

まとめ

チューリッヒクラシック2026は"記録ラッシュの初日"から"耐え忍ぶ第2R"へと劇的に表情を変えた。トンプソン&エックロート組とスモーリー&スプリンガー組による1打差デッドヒートに、フィッツ兄弟やコープカ&ロウリー組がロウスコアで割って入る——週末は今シーズン屈指のドラマが期待できそうだ。