DPワールドツアー2026年「アジアスイング」第2戦「ボルボチャイナオープン2026」(中国上海・エンハンス・アンティンGC/パー71/7,188ヤード)は日本時間4/25、第2ラウンドが終了。ベルント・ヴィースバーガー(オーストリア)ショーン・ノリス(南アフリカ)が共に通算12アンダーで首位タイに。1打差の3位タイには地元中国のチャイ・ボーウェンとチョウ・ヤンハンが並び、第3R以降は「ホームクラウド」が後押しする激戦が予想される。

第2R終了時点リーダーボード

順位選手スコア各R
T1ベルント・ヴィースバーガー(オーストリア)-1264-66
T1ショーン・ノリス(南アフリカ)-1263-67
T3チャイ・ボーウェン(中国)-1165-66
T3チョウ・ヤンハン(中国)-1162-69
5アレハンドロ・デル・レイ(スペイン)-1061-71
呉阿順(ディフェンディング)-6カット通過

注目1:ヴィースバーガー、復活の年に手応え

2014〜2019年に欧州ツアーで4勝を挙げ、2020年代に入って苦しんでいたオーストリアの38歳ベルント・ヴィースバーガー。2026年は復調の兆しが見え、第2Rは「66」と安定した内容。パー71設定の同コースで2日連続バーディーラッシュ、「優勝者ペース」でやってきた。

注目2:ノリス、初日「63」のフラッシュからキープ

南アのショーン・ノリスは初日に「63(-8)」と大爆発。第2Rは「67」とややペースダウンしたが、首位を死守した。日本ツアーでの優勝経験もあり、アジアでの戦い方を熟知。フェアウェイヒット率の高さがアンティンGCのコース特性に合致している。

エンハンス アンティン ゴルフ クラブ 上海 中国 ボルボチャイナオープン コース
舞台のエンハンス・アンティンGC(上海・嘉定区)、戦略性の高い7,188ヤード(写真:イメージ)

注目3:地元中国勢2人、1打差の「ホームヒーロー」

3位タイに食い込んだのは、チャイ・ボーウェン(柴博文)チョウ・ヤンハン(周延翰)の中国コンビ。チャイは2026年既にDPワールドツアーで安定した成績を残しており、優勝経験もある。チョウは初日「62」のフラッシュランド型。「自国優勝」となれば中国男子ゴルフ史に残る快挙であり、地元クラウドのプレッシャーも追い風になり得る。

注目4:初日「61」デル・レイ、第2Rで失速

初日「61(-10)」でフラッシュリードを作ったアレハンドロ・デル・レイ(スペイン)は、第2Rで「71」と大きく後退。3打を一気に失った形だが、依然として5位で優勝圏内に留まる。第3R以降の「巻き返し力」が問われる。

欠場:パトリック・リード、ジェイデン・シャパー

大会前の優勝候補に挙がっていたパトリック・リード(米/LIV所属)は出場せず、南アのジェイデン・シャパーも欠場。優勝オッズの大本命だった2人の不在で、ヴィースバーガーとノリスがそのまま「主役」のポジションを引き継いだ形だ。

大会概要

  • 会場:エンハンス・アンティンGC(中国上海市・嘉定区/パー71/7,188Y)
  • 会期:2026年4月23〜26日(日本時間)
  • 賞金総額:275万ドル(優勝賞金46万7,500ドル)
  • 2026 アジアスイング:4戦中の第2戦
  • レースtoドバイ:1位パトリック・リード(欠場)

放送・配信情報(日本時間)

  • 第3R(土):2026年4月25日 16:00〜18:30 / ゴルフネットワーク
  • 第4R(最終):2026年4月26日 16:00〜18:30 / ゴルフネットワーク
  • 注:上海現地時間14:00頃ティオフ予定

まとめ:DPワールドツアー新章「アジア5月戦」へのイントロ

4月25日終了時点でヴィースバーガー&ノリスが首位タイ、地元中国2人が1打差5位デル・レイまで2打差と、明日の最終R前に超混戦。アジアスイングは続く5月の韓国・台湾大会へとつながる重要シリーズで、若手中国勢が「ホームでメジャー級の勝利」を挙げれば、欧州ツアー全体に新しい風を吹き込むことになる。