キャデラック選手権2026第1ラウンドが4月30日(木)、フロリダ州マイアミのトランプ・ナショナル・ドラール「ブルーモンスター」(パー72・7,739ヤード)で開幕。キャメロン・ヤング(米国)がコースレコードに迫る64(-8)をマークし、単独首位で発進した。スコティ・シェフラーは-1と大幅に出遅れ、週末に向けて波乱含みの展開となった。
圧巻のヤング、64でブルーモンスターを攻略
今季のマスターズで最終ラウンドまでロリー・マキロイと首位を争ったキャメロン・ヤングが、トランプ・ドラールでも別格のゴルフを見せた。8バーディを奪い無ボギーの64は、2000万ドルのシグネチャーイベントが始まって以来、最高のオープニングラウンドの一つ。今季のマスターズ準優勝の勢いをそのままに、ブルーモンスターの難コースを難なくねじ伏せた形だ。
ヤングは全米オープンやマスターズでたびたび優勝争いに絡みながら、PGAツアー通算1勝にとどまってきた。「打倒シェフラー」の筆頭格として今季も注目を集める中、このキャデラック選手権での好スタートは大きな意味を持つ。
キャメロン・ヤング(出典:Wikimedia Commons)
第1ラウンド暫定リーダーボード(上位)
| 順位 | 選手名 | スコア | R1 |
|---|---|---|---|
| 1位 | キャメロン・ヤング(米) | -8 | 64 |
| 2位T | ジョーダン・スピース(米) | -7 | 65 |
| 2位T | アレックス・スモーレー(米) | -7 | 65 |
| 4位T | アンドリュー・パットナム(米) | -4 | 68 |
| 4位T | ブライアン・ハーマン(米) | -4 | 68 |
| 4位T | ゲーリー・ウッドランド(米) | -4 | 68 |
| 17位T | 松山英樹(日)※R2進行中 | -2 | — |
| 17位T | セップ・ストラカ(オーストリア) | -2 | 70 |
| 29位T | スコティ・シェフラー(米) | -1 | 71 |
| 42位T | 比嘉一貴(日) | E | 72 |
| 55位T | コリン・モリカワ(米)※R2進行中 | +2 | — |
※R2進行中のスコアは通算スコアを表示(2026年5月1日時点)
スピース-7で堂々2位タイ、復活への手応え
4年以上勝利のないジョーダン・スピースにとって、この-7スタートは大きな手応えとなった。かつての「ビッグ3」の一角として、スピースはドラールでも安定したショットとパットを披露。ヤングに1打差の2位タイに入り、復活優勝への期待を高めた。
同じく2位タイに入ったアレックス・スモーレーは今季好調を維持しており、ランキング上位とはいえポスト・シグネチャーイベントで存在感を発揮し続けている。
キャデラック選手権2026の舞台、トランプ・ナショナル・ドラール「ブルーモンスター」(提供:GOLF.com)
首位と7打差——シェフラーの誤算
大会前の最大本命として出場したスコティ・シェフラーだが、71(-1)と精彩を欠いた。世界ランキング1位の実力者も、ブルーモンスターの難セッティングに手を焼いた形で、首位とは早くも7打差。週末の逆転優勝には、R2以降で劇的な巻き返しが求められる状況となった。
今大会はロリー・マキロイが欠場しており、シェフラーが最大の優勝候補と見られていた。それだけにR1の出遅れは誤算で、優勝争いに加わるためには少なくともR2で6〜7打は縮めなければならない。
松山英樹はR2で-2まで伸ばし追い上げ開始
松山英樹はR1を-2(11ホール時点)まで伸ばしており、R2でのさらなる追い上げが期待される。R1を72(E)で終えた比嘉一貴も42位タイに踏みとどまり、カットラインは十分クリアできる位置にいる。両選手がR2でスコアを伸ばせれば、週末の上位争いへの進出も視野に入ってくる。
開催地:トランプ・ナショナル・ドラール(フロリダ州マイアミ)「ブルーモンスター」
期間:2026年4月30日(木)〜5月3日(日)
賞金総額:2,000万ドル(約30億円)
コース:パー72・7,739ヤード
大会形式:シグネチャーイベント(招待制72名フィールド)
注目のR2——ヤングの独走を許すか
5月1日(金)のR2では、ヤングがその首位の座を守れるかが最大の焦点となる。2位スピース・スモーレーとの差は1打と僅差で、ブルーモンスターの気まぐれなバンカーと速いグリーンが接戦を生む可能性は十分ある。R2は日本時間5月2日(土)早朝に終了予定で、結果は引き続きCryptoGolfClubでお伝えする。