ネリー・コルダ(米国)がメキシコ・プラヤデルカルメンで開催中のLPGAリビエラマヤ・オープン・アット・マヤコバで、第3ラウンドを5アンダー67でプレーし、通算14アンダーで3打差の首位をキープした。日本の勝みなみが通算10アンダーで単独3位に浮上、最終日に向け上位進出のチャンスを持つ。
18番イーグルでリードを拡大——コルダの圧巻ラウンド
第3ラウンドの最大のハイライトは、最終18番ホールで生まれた。コルダはここでビッグドライブからアイアンで18インチ(約46cm)に寄せてイーグルを沈め、67を記録。これでリードを3打に広げ、最終日も圧倒的なポジションから最終ラウンドに入ることになった。
コルダはこの大会、開幕から一度もリードを手放すことなく戦いを進めている。今シーズンはすでに全英女子オープン賞金1位のシーズン序盤からチェブロン選手権(第1メジャー)と開幕大会のトーナメント・オブ・チャンピオンズを制しており、今大会でも優勝すれば2026年3勝目となる。
第3ラウンド終了時点のリーダーボード
| 順位 | 選手名 | 国籍 | 通算 | R3スコア |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | ネリー・コルダ | 🇺🇸 アメリカ | -14 | 67(-5) |
| 2位 | アーピチャヤ・ユボル | 🇹🇭 タイ | -11 | 66(-6) |
| 3位 | 勝みなみ | 🇯🇵 日本 | -10 | — |
| — | その他の選手 | — | -10以下 | — |
勝みなみが単独3位——最終日の逆転に期待
日本のゴルフファンにとって注目なのが、勝みなみの好調ぶりだ。通算10アンダーで単独3位につけており、コルダに4打差と射程圏内。最終日は上位と同組でのプレーとなり、逆転優勝への条件が揃っている。
勝は2020年代後半に日本ツアーと世界ツアーを往来しながら実績を積み上げており、LPGAメキシコでの好パフォーマンスは今後の飛躍を予感させる。首位のコルダが磐石な状態であることを考えると高いハードルだが、最終日にスコアを伸ばせれば自身の世界ランキング向上にも直結する重要なラウンドとなる。
タイの新星・ユボルが2位に急浮上
2位につけているのはタイのアーピチャヤ・ユボル。第3ラウンドでボギーなしの6アンダー66をマークし、一気に上位争いに名乗りを上げた。ユボルはフロントとバックをそれぞれ3バーディとする安定したラウンドで、コルダに11アンダーで3打差の2位に立つ。最終日にコルダが崩れた場合には、逆転の可能性を秘めた存在だ。
日本時間2026年5月4日(月)早朝〜午後
会場:エル・カマレオン・ゴルフコース(メキシコ・プラヤデルカルメン)
コルダが優勝すれば、2026年シーズン3勝目。最終戦で勝みなみの追い上げにも注目。
コルダの2026年シーズン——圧倒的な支配力
今大会でコルダは今シーズンに課した「毎試合を高い集中力で臨む」姿勢を体現している。2026年はチェブロン選手権(第1メジャー)を5打差で制して世界ランク1位に返り咲き、そのままの勢いでメキシコ大会にも乗り込んだ。前回のマヤコバでも好成績を収めており、このコースとの相性は抜群だ。
コルダが最終日に首位を守り優勝を果たせば、2026年のLPGAシーズンで3勝目を挙げることになる。かつてのアニカ・ソレンスタム、ローレン・コウイ、ルレシア・サラソンらが達成した年間複数メジャー制覇を射程に入れたシーズンとなっており、その行方は世界中のゴルフファンの注目を集めている。