舞台はニューヨーク州・シネコックヒルズゴルフクラブ。アーロン・レイがPGA選手権を制したばかりのメジャー热戦期、日本選手が本戦切符を賭けて36ホールの一発勝負に挑む。
全米オープン2026日本最終予選 基本情報
開催概要
| 開催日 | 2026年5月25日(月) |
| 会場 | 日野ゴルフ倶楽部 キングコース(滋賀県蒲生郡日野町) |
| 形式 | 36ホール・ストロークプレー(18H×2ラウンド)1日完結 |
| 本戦会場 | シネコックヒルズゴルフクラブ(ニューヨーク州) |
| 本戦日程 | 2026年6月(予定) |
| 主催 | USGA(全米ゴルフ協会)/日本ゴルフ協会(JGA)協力 |
| 前日の注目 | 5月24日まで日本プロゴルフ選手権(センコーグループカップ)開催(滋賀・蒲生GC) |
日本の最終予選は世界13か所で実施されるファイナルクオリファイングサイトのうちの1つ。今年はイングランド(5月18日)、日本(5月25日)、カナダ(6月8日)と米国10か所で行われる。
全米オープン2026の舞台・シネコックヒルズゴルフクラブ(2021年撮影)
36ホール一発勝負とは?予選の過酷さを解説
全米オープンのファイナルクオリファイングは「ゴルフ界最長の1日」とも呼ばれる36ホール一発勝負だ。
早朝から18ホールをプレーし、昼食を挟んで午後にもう18ホール。1打のミスが命取りになるため、体力・精神力ともに極限が試される。会場はUSオープン基準(グリーンの速さ・フェアウェイの狭さ・ラフの深さ)に設定されるため、通常のコースとは別物の難易度となる。
ポイント:1日36ホールでのスコアにより、上位から順に本戦出場枠が配分される。日本予選からは例年3〜4名が本戦への切符を手にする。同スコアのプレーオフになった場合も同日に決着をつける。
今年の舞台・日野ゴルフ倶楽部キングコース(滋賀県)は、前日まで日本プロゴルフ選手権(センコーグループカップ)が近隣の蒲生GCで開催される。国内メジャー直後に海外メジャーの切符争いという、選手にとって連戦の極限スケジュールとなる。
全米オープン2026が行われるシネコックヒルズGCのコース
昨年2025年の日本予選結果と通過選手
2025年の日本最終予選からは以下の選手が本戦(シネコックヒルズ、翌2026年開催予定)への出場権を獲得した。
| 順位 | 選手名 | 国籍 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 1位 | 杉浦悠太 | 日本 | 本戦出場権獲得 |
| 2位 | スコット・ビンセント | ジンバブエ | 本戦出場権獲得 |
| 3位 | 香妻陣一朗 | 日本 | 本戦出場権獲得 |
| 補欠1番手 | 河本力 | 日本 | 繰り上がり候補 |
昨年は日本人2名が直接出場権を獲得。杉浦悠太と香妻陣一朗が日本の誇りを背負って本戦に臨んだ。今年も同様に複数の日本人選手が本戦切符を狙う。
松山英樹をはじめ予選免除の主な日本人選手
予選免除の日本選手:松山英樹は2021年マスターズ優勝に伴う出場資格で全米オープン本戦に免除出場できる。予選を戦わず直接シネコックヒルズへ向かう。
松山英樹はマスターズ優勝の資格により全米オープン予選は免除
松山英樹以外にも、世界ランキングや各メジャー優勝歴などにより直接出場資格を持つ日本人選手は複数いる。一方で出場資格を持たない選手は日本最終予選(5月25日)で勝負することになる。
「36ホール一発勝負はプロでも過酷。昨年の杉浦選手の粘りには感動した。今年も日本勢が複数通過することを期待しています!」
全米オープン2026の舞台・シネコックヒルズとは
今年の全米オープンが行われるシネコックヒルズゴルフクラブ(ニューヨーク州サウサンプトン)は、米国最古の格式あるコースの一つ。
過去の全米オープン開催は1896年、1986年、1995年、2004年、2018年と5度。特に2018年大会では超難セッティングでペドロ・ラルソッハン・ノレンらが予想外のスコアを記録し物議を醸した。
シネコックヒルズの特徴:リンクス風の地形、強風、乾燥したフェアウェイと速いグリーン。「USオープン史上最難コース」の呼び声が高く、アーダー(ローラフ)の管理が鍵となる。
今年は総エントリー数1万201名、うち歴代チャンピオン15名がフィールドに名を連ねる。PGA選手権を制したアーロン・レイも出場資格を得ており、メジャー連続制覇を狙う。
全米オープン出場資格の主な免除カテゴリ
ファイナルクオリファイングを経ずに出場できる主な免除資格は以下の通り。
| 資格区分 | 条件 |
|---|---|
| メジャー優勝者 | マスターズ・全米オープン・全英オープン・PGA選手権の優勝(5年間) |
| 世界ランキング | 出場前週の世界ランキング上位60名 |
| PGAツアー優勝者 | 前年〜当年の特定大会優勝 |
| 全米オープン歴代優勝者 | 生涯資格(特例) |
| ローカル予選通過者 | 各地区予選(ローカル)を突破した選手 |
松山英樹はマスターズ2021優勝による5年間の免除資格が該当する。なお、アーロン・レイはPGA選手権2026優勝(5月18日)により同様の免除資格を取得済み。
PGA選手権2026を制したアーロン・レイ。全米オープンへの出場資格も獲得した
日本予選の参加資格(ファイナルクオリファイング)
日本での最終予選への参加資格は、JGA(日本ゴルフ協会)が定めるローカル免除規定(L1〜L34)に基づく。主な参加資格は以下の通り。
主な参加資格区分(日本)
- 日本オープンゴルフ選手権優勝者(過去5年)
- 日本プロゴルフ選手権優勝者(過去5年)
- JGTOツアー当年または前年の特定大会優勝者
- 各地区のローカル予選を突破した選手
- USGA規定のその他免除資格保持者
詳細はJGA公式サイト(jga.or.jp)でご確認ください。
まとめ:5月25日の日野GCに注目
今年の全米オープン2026日本最終予選は、5月25日(月)に日野ゴルフ倶楽部キングコースで開催される。36ホール一発勝負という過酷な戦いを制し、誰がシネコックヒルズへの切符を掴むか。
前週の日本プロゴルフ選手権から連戦となる日程は、コンディション管理が問われる。昨年の杉浦悠太・香妻陣一朗に続く日本人選手の活躍に期待したい。
予選後の注目:全米オープン本戦は2026年6月にシネコックヒルズで開催予定。松山英樹、アーロン・レイら豪華メンバーが揃う歴史的なメジャーに向け、日本からの出場選手にも注目が集まる。