2026年PGA選手権(第108回)の最終日が、ペンシルベニア州ニュータウンスクエアのアロニミンク・ゴルフクラブで進行中だ。 54ホールのリーダー、アレックス・スモーリーが-6で首位を守る中、 日本人選手・松山英樹が10番ホール終了時点でT11(-3)につけ、最終盤での追撃態勢に入っている。
さらに日系アメリカ人のカート・北山(Kurt Kitayama)が、メジャー最終日タイ記録となる驚異の63(-7)をマークし、一足先にホールアウト。 ゴルフ史に名前を刻む快挙を成し遂げた。
「北山の最終日63って、正直「あり得る?」ってなったよ笑。でもメジャーの舞台でそのスコアを出せる精神力は自分には絶対無いな。松山選手も粘れるだけ粘ってほしかったけど、こういうドラマが見られるのがゴルフ観戦の醍醐味よね。」
第54ホール終了時点で-6、2打差の首位で最終日を迎えたアレックス・スモーリーは29歳。 PGAツアー未勝利のまま、これほど大きな舞台で主役を演じるのは2001年以来23年ぶりの"ノーウィン"ペアリングとして話題を集めた。
最終日は午前8時(現地時間)のティーオフ直後から追撃が始まり、 早くも1番ホールでジャスティン・トーマスがバーディを量産。 ルードヴィヒ・オーバーグとジョン・ラームが3番ホールを終えた時点でともに-5まで詰め寄り、 トップ集団は激しい混戦模様となっている。
歴史的記録:カート・北山がPGA選手権最終日に63をマーク。
メジャーの最終日最少スコアタイ記録(-7/ノーボギー)という偉業を達成した。
最終日最初の組でスタートした北山カートは、最初の3ホールを連続バーディで出発。 その後も追加の4バーディを重ね、ボギーゼロでホールアウト。 トータル-3(70-69-75-63=277)でフィニッシュした。
前日3ラウンド目に75を叩き10打差の11位スタートとなっていた北山だが、 文字通りの"最後の花火"を打ち上げた。 最終日63は、メジャー史上における最終日最少スコアタイ記録として刻まれる快挙だ。
©Wikimedia Commons — 松山英樹(Hideki Matsuyama)
松山英樹の途中経過:70-67-71-208(-3)、10番ホール終了時点でT11。
首位まで3打差。残り8ホールで逆転は十分に可能な圏内。
2021年マスターズ制覇の日本人ゴルファー。 今大会は1ラウンド目70、2ラウンド目67(-3)、3ラウンド目71とスコアを重ねてきた。 最終日も10番ホール終了時点で1アンダーを記録するペースで追い上げており、 残り8ホールでのさらなるバーディチャンスが期待される。
現在トップから3打差という位置にいる松山にとって、 アロニミンクの後半ホール(13・16番パー5など)でのバーディが逆転の鍵を握る。 「ゴルフは最後まで何が起こるかわからない」という精神で、 松山が14年ぶりとなる日本人PGA選手権制覇に挑む展開が続く。
初日74の出遅れから驚異の巻き返し。 2ラウンド目67、3ラウンド目66をマーク。 最終日も5番ホール終了時点で-4(T5)につけ、 通算グランドスラムへの夢を諦めていない。
©Wikimedia Commons — ジョン・ラーム(Jon Rahm)
ジョン・ラーム(Jon Rahm)は最終日3番ホールを終えてT2(-5)まで浮上。 連続バーディで序盤から猛チャージをかけており、 LIVゴルフからメジャー制覇を狙う視線が最高潮に達している。
また、前日までトーナメントを引っ張ったロリー・マキロイは初日の74が響いているものの、 その後3ラウンドで200(-13)という驚異的なペースで盛り返し、 最終日も攻撃的なゴルフを継続中だ。
©Wikimedia Commons — Aronimink Golf Club Clubhouse
ペンシルベニア州ニュータウンスクエアに位置するアロニミンク・ゴルフクラブは、 建築家ドナルド・ロスが設計した名門コース。 フィラデルフィア近郊に構えるこの歴史あるコースは、 今大会で20万人超のギャラリーを集め、PGA選手権として記録的な観客動員を達成した。
複数のバンカーが各ホールを取り囲む難設計が特徴で、 全選手がタフな状況下でのスコアメイクを強いられている。 総賞金は2,050万ドル(約30億円)で、優勝者には369万ドル(約5.4億円)が贈られる。
16番ホール(パー5・555ヤード)はバーディチャンスとして期待が高く、 1打差・2打差圏内のプレーヤーにとって勝負の分岐点となる。 また、17番ホール(パー3・229ヤード)の左側には池が広がり、 リードを守る選手にとってのプレッシャーホールとなっている。
22人もの選手が首位から4打差以内に集まる超接戦の最終日。 日本時間の朝から深夜にかけて、歴史的な最終章が刻まれることになりそうだ。
「北山の63は目が覚めた!しかもノーボギーって信じられない。松山もまだ8ホール残ってるし、諦めずに応援したい」
「松山選手、残り8ホールで3打差なら全然射程圏内。マスターズ制覇のような奇跡をもう一度!応援してます」