PGAツアーのシグネチャーイベント「メモリアル・トーナメント2026」が、6月1日〜7日にオハイオ州ダブリンのミュアフィールド・ヴィレッジGCで開催される。
ジャック・ニクラスがホストする本大会は今年で50回目を迎える節目の大会。
ディフェンディングのスコッティ・シェフラーが大会3連覇に挑み、マスターズ2連覇中のローリー・マキロイ、PGAチャンピオンのアーロン・ライら世界トップ選手70〜80名が集結する。
大会概要——50周年記念のシグネチャーイベント
メモリアル・トーナメントは1976年にジャック・ニクラス自身がデザインし建設したミュアフィールド・ヴィレッジGCで毎年開催されてきた。
現在はPGAツアーのシグネチャーイベントに格上げされており、出場枠は限定された70〜80名、賞金総額も2,000万ドル規模の特別大会だ。
今年は記念すべき第50回大会。
ニクラスの母校オハイオ州立大学のお膝元で、ゴルフ界のレジェンドを称えるニクラスの理念が脈々と引き継がれている。
メモリアル・トーナメント2026 大会概要
開催期間: 2026年6月1日〜7日(現地時間/本戦は4日〜7日)
会場: ミュアフィールド・ヴィレッジGC(オハイオ州ダブリン)
ヤーデージ: 7,573ヤード/パー72
ホスト: ジャック・ニクラス(コース設計者)
ディフェンディング: スコッティ・シェフラー(2024・2025連覇)
業界人Kの視点
ミュアフィールド・ヴィレッジって本当に『難しいコース設計』の教科書みたいな存在。ニクラスが理想とした『考えるゴルフ』ってのは、飛距離だけじゃ勝てない設計になってるんだよね。シェフラーが2連覇できるのは、彼のアイアン精度とショートゲーム技術がこのコースに完璧に合致してるからこそ。マキロイの参加は正直、水物だと思ってる。メジャー連覇中でも、ミュアフィールドの『狭いフェアウェイ攻略』は別格の難しさ。最終日は必見の試合や。
シェフラー、メモリアル3連覇という偉業に挑む
現在世界ランク1位のスコッティ・シェフラーは、メモリアルで2024年・2025年と2連覇を達成済み。
今年勝てば、タイガー・ウッズ以来となる「3連覇」の偉業がかかる。
シェフラーはミュアフィールド・ヴィレッジを「自分のスタイルに合うコース」と公言。
狭く曲線的なフェアウェイ、深いラフ、速い砲台グリーンというレイアウトが、彼の精密なアイアンショットと一級品のショートゲームを最大限に活かす。
マキロイ、14度目のメモリアル出場が正式決定
マスターズ2連覇中の北アイルランド出身ローリー・マキロイが、メモリアル50周年記念大会への出場を正式表明した。
今回が通算14度目の出場で、過去にトップ10入りが5回。ベストはT4位(2016年)と相性は決して悪くない。
PGAチャンピオンシップでは全米プロ初制覇を逃して悔しい4位タイに終わったが、5月の試合連戦のあと一度休養を挟んで戻ってくる。
ミュアフィールドでの初優勝なるか、世界のゴルフファンの注目が集まる一戦だ。
50周年メンバー:ライ、シャウフェレ、スピース、ファウラーも
大会主催者は5月22日、追加5選手の出場を発表した。
名前を連ねるのは2026年PGAチャンピオンシップを制したアーロン・ライ、メジャー2勝のザンダー・シャウフェレ、3メジャー覇者のジョーダン・スピース、人気ベテランのリッキー・ファウラーら。
とくに、初メジャー制覇したばかりのアーロン・ライの参戦は注目度が高い。
PGA優勝後の最初の試合となる今大会で、勢いをそのまま持ち込めるか。
注目選手——優勝候補と日本人勢の参戦見込み
| 選手 | 注目度 | 強み・近況 |
|---|---|---|
| スコッティ・シェフラー | ★★★★★ | 2連覇中、3連覇の偉業に挑戦 |
| ローリー・マキロイ | ★★★★★ | マスターズ2連覇中、14度目の出場 |
| アーロン・ライ | ★★★★☆ | 2026年PGAチャンピオン、初メジャー後の勢い |
| ザンダー・シャウフェレ | ★★★★☆ | メジャー2勝、ショットメーカー型 |
| ジョーダン・スピース | ★★★☆☆ | 3メジャー覇者、CJカップで好調 |
| 松山英樹 | ★★★☆☆ | 出場見込み、過去ベストはT5(2018) |
ミュアフィールド・ヴィレッジ攻略のカギ
ミュアフィールド・ヴィレッジは、ジャック・ニクラスが理想とする「考えるゴルフ」を体現したコース。
7,573ヤード/パー72で、フェアウェイは曲線的に蛇行し、グリーン周りはバンカーと池が複雑に配置されている。
近年は数度の改修で全長が伸ばされ、ラフが深くなった。
飛距離だけでは勝てず、ティーショットの正確性とアイアンの距離感がスコアメイクのカギになる。
シェフラーが2連覇している事実が、このコースに必要な能力を物語っている。
テレビ放送・配信スケジュール(日本時間)
日本国内ではゴルフネットワークで全ラウンド生中継予定。本戦は6月4日(木)から。
- 第1ラウンド:6月5日(金)朝3:30〜(日本時間)
- 第2ラウンド:6月6日(土)朝3:30〜(日本時間)
- 第3ラウンド:6月7日(日)朝3:30〜(日本時間)
- 最終ラウンド:6月8日(月)朝3:30〜(日本時間)
「シェフラーの3連覇とマキロイの参戦、これだけで観る価値あるよな。50周年でニクラスのコメントも聞けるはずやし、ゴルフ史的にも特別な大会になる予感。」
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「ミュアフィールド・ヴィレッジはまだ生で見たことないけど、ニクラスのコース哲学がそのまま詰まってる聖地よな。シェフラーの3連覇が懸かる試合とマキロイの復活ぶり、両方追える6月のオハイオはゴルフファン的に最高の週間になる。業界観点では、シェフラーのアイアン精度がどこまで通用するか、マキロイのドライバー調整がどう進むかで、全米オープン『72時間前の最後のテストマッチ』になると思ってる。両選手ともメジャーシーズンに向けた総仕上げだから、見応えは格別だわ。」