リビエラCCで開幕した全米女子オープン2026の第1ラウンドが終了。
メキシコのガビー・ロペスが5アンダーで単独首位に立った。
日本勢では古江彩佳が3アンダーの2位タイと最上位で好発進。
一方、世界ランク1位ネリー・コルダはまさかの苦戦スタートとなった。

首位は伏兵ロペス、5アンダーの好スタート

難セッティングが予想されたリビエラCCで、頭ひとつ抜け出したのはメキシコのガビー・ロペスだった。
5アンダーをマークし、第1ラウンドを単独首位で終えた。

派手な飛距離タイプではなく、フェアウェイキープとショートゲームでスコアを重ねるのが彼女の持ち味。
正確性が問われるリビエラと相性の良さを存分に発揮した一日となった。

古江彩佳が2位タイ!日本勢が躍動

日本勢で最も評価を上げたのが古江彩佳だ。
3アンダーをマークし、首位ロペスを2打差で追う2位タイにつけた。

正確なアイアンショットと安定したパッティングは、まさにこのコース向き。
メジャーの大舞台でも崩れない落ち着いたゴルフで、優勝争いの好位置を確保した。

全米女子オープン2026の舞台リビエラCC 18番ホール
舞台はロサンゼルスの名門リビエラCC。フェアな難セッティングが好スコアを阻んだ

世界1位コルダまさかの苦戦——シューズ交換の一幕も

優勝候補筆頭の世界ランク1位ネリー・コルダは、上位から大きく離れる苦しいスタートとなった。
持ち前の安定感が影をひそめ、首位とは大きな差がついている。

ラウンド中には、LeBron James(レブロン・ジェームズ)から贈られた特注シューズがフィットせず、途中で履き替える一幕も。
違和感を抱えながらのプレーは、世界一の選手にとっても難しい一日だったようだ。

苦しいスタートとなった世界ランク1位ネリー・コルダ
世界ランク1位コルダは苦戦。第2ラウンドでの巻き返しが必須となった
運営者K 業界人Kの視点

いやー、初日からリビエラらしい展開やね。飛ばし屋が無双するんちゃうかと思てたけど、フタを開けたら正確性タイプのロペスが首位で、古江が2位タイや。これがリビエラの怖いところ。距離で押すより、フェアウェイ真ん中から組み立てられる選手にチャンスが回ってくる。古江のアイアンの精度なら、この位置はまぐれちゃうと思うで。逆にコルダがここまで苦しむとはな…シューズのトラブルもあったみたいやけど、メジャーの初日は誰にとっても鬼門や。週末に向けてどう立て直すか、王者の意地に注目やわ。

追う日本勢——笹生優花・山下美夢有・岩井姉妹

古江以外の日本勢も、上位進出に向けて初日を戦い抜いた。
過去2勝の笹生優花、AIG全英女子覇者の山下美夢有、岩井姉妹らがそれぞれ持ち味を発揮した。

全米女子オープンは2日目以降にセッティングがさらに難しくなるのが通例。
初日に大きなミスなく回れたかどうかが、決勝ラウンドへの大きな分かれ目になる。

全米女子オープン2勝の笹生優花
過去2勝の笹生優花。タフになる週末こそ勝負強さが光る
AIG全英女子オープン覇者の山下美夢有
技巧派・山下美夢有。リビエラの戦略性は日本勢に追い風となるか

リビエラの難セッティングが好スコアを阻む

会場のリビエラCCは、男子のジェネシス招待でもおなじみの西海岸の名門。
ポア芝とキクユ芝が混在する独特のグリーン周りが、選手たちを大いに苦しめた。

5アンダー首位というスコアからも、いかにフェアで難しいセッティングかが伝わってくる。
距離だけでは攻略できない頭脳戦が、最終日まで続きそうだ。

リビエラCC 9番ホールのフェアウェイとグリーン
起伏に富んだリビエラCCの9番ホール。正確性とコースマネジメントが問われる

第2ラウンドの見どころ

首位ロペスがこのままリードを守るのか、それとも古江ら追走勢が逆転に動くのか。
そして世界1位コルダがどこまで巻き返すのかが、第2日の最大の焦点だ。

予選カット通過のボーダーも気になるところ。
日本勢が一人でも多く決勝ラウンドへ駒を進められるか、目が離せない週末となる。

第81回 全米女子オープン2026 第1ラウンド上位

順位選手スコア
1ガビー・ロペス(メキシコ)-5
2T古江彩佳(日本)ほか-3
ネリー・コルダ(米国)上位から後退

※順位・スコアは第1ラウンド終了時点。最新のリーダーボードは大会公式でご確認ください。

第81回 全米女子オープン2026 開催概要

会場:リビエラCC(米カリフォルニア州ロサンゼルス)
日程:2026年6月4日〜7日(日本時間6月4日深夜〜8日早朝)
出場:156人(うちアマチュア28人)
前回王者:マヤ・スターク(スウェーデン)