この記事の要点
ゴルフは同伴者と一緒にコースを回るスポーツ。スコアが良くても、マナー違反が続くと「また一緒に回りたい」とは思ってもらえません。
厄介なのは、多くのマナー違反が悪気なく無意識に行われていることです。この記事では、同伴者から実際に「地味にストレスだった」と挙げられやすい7つのマナー違反を整理し、それぞれの正しい対処法を解説します。
進行がスムーズになるGPS距離計をチェック
ゴルフは4人1組で3〜5時間を共有する競技です。同伴者は多少のマナー違反があっても、その場では指摘せずやり過ごすことがほとんど。
だからこそ本人は気づかないまま繰り返してしまい、次のラウンドに誘われなくなるという形で結果が返ってきます。まずは自分が無意識にやっていないか、7つのチェックポイントで振り返ってみましょう。
ダントツで嫌われやすいのがこれ。自分の番になってからクラブを選び、ボールの近くでゆっくり準備を始めると、後続の組にも迷惑がかかります。
対処法:同伴者がプレーしている間に次のクラブを決め、早めにボールに向かって歩きます。「待たせる側」ではなく「待たない側」を常に意識するのが基本です。
本番前に3回、4回と素振りを繰り返すと、同伴者は待たされている感覚を強く持ちます。本人に自覚がないケースがほとんどです。
対処法:素振りは1〜2回を目安に。素振りをするなら自分の番が来る前の待ち時間に済ませ、番が来たらすぐ打てる状態にしておきましょう。
自分や他人のパットの軌道(ライン)を踏んで歩くと、芝目が乱れてボールの転がりに影響します。悪気なく最短距離を歩いてしまう人に多い違反です。
対処法:ラインをまたぐか、大きく迂回して歩く習慣をつけましょう。ボールマーカーを使ってボールを一旦上げるのも忘れずに。
自分の足跡やクラブの跡を残したままバンカーを出ると、次にそこに入った人が悪い状態からプレーすることになります。
対処法:ショット後は必ずレーキで自分の跡を平らにならしてから出ましょう。レーキがない場合はクラブや足で軽くならすだけでも印象は大きく変わります。
フェアウェイでめくれた芝(ディボット)をそのままにすると、コースが荒れて次に打つ人が悪いライから打つことになります。
対処法:めくれた芝は拾って元の位置に戻すか、備え付けの目土袋で目土を入れます。カートに目土袋があるコースも多いので、積極的に活用しましょう。
同伴者の打つ瞬間に画面を見ていたり、着信音を鳴らしっぱなしにしたりすると、集中を乱す原因になります。SNSを長時間チェックするのも進行の遅れにつながります。
対処法:マナーモードに設定し、距離測定やスコア入力など必要な用途だけに絞って手早く操作しましょう。写真を撮るタイミングも配慮が必要です。
前の組との距離を確認せずに打つのは、マナー違反というより重大な安全リスクです。「届かないだろう」という思い込みが事故につながります。
対処法:前の組がグリーンを出たことを確認してから打つのが鉄則。前の組に近づきすぎている場合は「フォアー!」と大声で知らせる準備もしておきましょう。
前方に人がいる状態で誤って打ってしまった場合は、必ず「フォアー!」と大声で叫びましょう。恥ずかしさより安全が優先です。日頃から声を出す準備をしておくと、いざという時にすぐ動けます。
マナーは「守らないと怒られるルール」ではなく、全員が気持ちよくプレーするための工夫です。進行がスムーズだと、自分のプレーにも余裕が生まれ、結果的にスコアも安定しやすくなります。
最初は意識しないとできないことも、数ラウンド続ければ自然に体に染みつきます。同伴者から「また誘いたい」と思われるゴルファーを目指しましょう。
覚え方のコツ:7つを一度に完璧にしようとせず、まずは「スロープレー」「素振り」「安全確認」の3つから意識しましょう。同伴者からの見え方が最も変わりやすいポイントです。
「新人が素振りを何度もするので気になっていましたが、この記事を読ませたら次から1回で打つようになり、ラウンドが本当にスムーズになりました。」
「バンカーをならさない同伴者が多くて困っていました。自分が実践してから、それとなく声をかけやすくなりました。」
業界人Kの視点
マナー違反は、指摘されないから「バレていない」と思いがちですが、実は同伴者はほとんど気づいています。年間30ラウンドの体感では、スロープレーと素振り過多の2つが圧倒的に「また誘いたくない理由」に挙がりやすいポイントです。逆に言えば、この2つを直すだけで印象は劇的に変わります。難しく考えず、自分の番が来る前に準備を終わらせる、素振りは1回で仕上げる、この2つの習慣から始めてみてください。マナーが整った人ほど、結果的に良いメンバーに誘われて上達のチャンスも増えていくものです。
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