サウスカロライナ州ヒルトンヘッドアイランドのハーバータウン・ゴルフリンクスで開催されているPGAツアーのシグネチャーイベント「RBCヘリテージ2026」は第3ラウンドを終え、マット・フィッツパトリックが通算-17(196)で首位を守った。2位のスコッティ・シェフラーを3打引き離し、最終ラウンドに向けて圧倒的なアドバンテージを手にしている。

フィッツパトリック、第3ラウンドで66を投じて首位確保

第1ラウンドでルドヴィヒ・オーベルグが63でリードを奪った本大会。第2ラウンドで66を投じたフィッツパトリックが、通算-14(128)でハーバータウンコースをトップに立った。迎えた第3ラウンドでも安定したゴルフを展開し、66でスコアを伸ばし、通算-17(196)で首位を守り切った。

フィッツパトリックは3日間で計195打となる安定感を見せており、ハーバータウンの難しいセッティングに対して卓越したコースマネジメントで対応している。ここからさらに1〜2打の積み上げができれば、今大会の優勝は濃厚となるだろう。

シェフラーは66で追走、4打差の位置争い

マスターズで2位に終わり、ハーバータウンでリベンジを誓っていたスコッティ・シェフラー(世界ランキング1位)は、第3ラウンドで66を投じ、通算-14(200)で単独2位。フィッツパトリックとは3打離れている。

シェフラーのゴルフは依然として高いレベルを保っており、最終ラウンドでの追い上げの可能性は十分だが、3打のビハインドは風の影響を受けやすいハーバータウンコースでは大きな差となる可能性がある。

ハーマン63で浮上、4打差圏内の激戦

第3ラウンドの目玉は何といってもブライアン・ハーマンの攻撃的なゴルフだ。ハーマンは63という低スコアを叩き出し、通算-13(201)で単独3位に浮上。フィッツパトリックとは4打差の位置から最終ラウンドを迎えることになった。

ハーマンはハーバータウンの難しい条件下で、アグレッシブなショットプレーと正確なパッティングで、第3ラウンドの最高スコアを記録。最終ラウンドでの躍進に期待が集まっている。

シ・ウーキムも66で4打差圏内に

韓国のシ・ウーキムも第3ラウンドで66を投じ、通算-13(201)で2位タイに浮上。ハーマンと同じく4打差の位置から最終ラウンドに臨む。シ・ウーキムもハーバータウンでのテクニカルなコースセッティングに適応し、堅実で正確なゴルフを展開している。

第1・第2ラウンドの経過

第1ラウンド(4月16日)では、スウェーデンのルドヴィヒ・オーベルグが63でスタートし、ノルウェーのヴィクトル・ホヴランを1打退ける形でリードを確保。

第2ラウンド(4月17日)では、フィッツパトリックが63を投じて登場し、ホヴランを押さえて通算-14(128)でトップに躍り出た。この時点でオーベルグは2位に後退している。

現在のリーダーボード(第3ラウンド終了時)

順位 選手名 R3 通算
1位 マット・フィッツパトリック 66 -17(196)
2位 スコッティ・シェフラー 66 -14(200)
3位 ブライアン・ハーマン 63 -13(201)
3位 シ・ウーキム 66 -13(201)

最終ラウンドは4月20日(日)——ドラマの幕開け

フィッツパトリックが強力なリードで迎える最終ラウンドは4月20日(日)の開催予定。ハーバータウンの難しいコース条件と、ハーマンやシ・ウーキムら追走者の積極的な攻撃が、どのような結末をもたらすのか注目される。

マスターズの興奮直後の開催となった本大会は、世界トップ18人の激戦の場として、また世界中のゴルフファンに感動をもたらすシグネチャーイベントとして、最終ラウンドでのドラマを約束している。

日本のゴルフファンへ

フィッツパトリックのテクニカルで効率的なゴルフ、シェフラーの世界ランキング1位の底力、ハーマンの攻撃的なショットプレーと、それぞれの個性が光るRBCヘリテージ2026。最終ラウンドでどのドラマが展開されるのか、目を離せない。

4月20日(日)の最終ラウンドの結果発表まで、RBCヘリテージ2026の覇者の座は確定しない。フィッツパトリックの3打リードを守り切るのか、それともハーマンやシェフラーが驚異の逆転優勝を遂行するのか——ハーバータウンは最高のショーケースとなるだろう。