5月7日(木)から10日(日)にかけて、バージニア州スターリングのトランプ・ナショナル・ゴルフクラブで2026年LIVゴルフリーグ第7戦「マアデン・LIVゴルフ・バージニア」が開幕する。個人ランキング首位を走るジョン・ラームと僅差2位のブライソン・デシャンボーの対決に加え、今大会後に確定する全米オープン出場枠をめぐる争いも激化。サウジ資金引き上げ後の初戦として、LIVゴルフの「今後」が問われる節目の一戦でもある。
📋 大会概要:マアデン・LIVゴルフ・バージニア2026
日程:2026年5月7日(木)〜10日(日)
会場:トランプ・ナショナル・ゴルフクラブ(バージニア州スターリング/ワシントンD.C.近郊)
コース:チャンピオンシップコース(Tom Fazio設計、1993年)
コース詳細:パー72 / 7,793ヤード
フォーマット:72ホール・ストロークプレー(57名出場)
今季順位:2026年LIVゴルフリーグ第7戦
ラームとデシャンボー——LIVゴルフの二大横綱が激突
現在、個人ランキング1位に立つのはレギオンXIIIキャプテンのジョン・ラームだ。今季2勝(うちメキシコシティ戦6打差圧勝)を含む安定した成績で2位のデシャンボーに300ポイント以上の差をつけている。「このコースの長さはLIVゴルフのフォーマット(72ホール)と完璧にマッチする」とラームは意気込みを語る。
一方のブライソン・デシャンボーも今季2勝を挙げており、個人選手権では依然として数学的に首位逆転が可能な位置にいる。クラッシャーズGCキャプテンとしてチームタイトル防衛も狙い、チームvs個人の二正面作戦で挑む。7,793ヤードのモンスターコースは、飛距離自慢のデシャンボーにとって理想的な舞台でもある。
全米オープン出場権——今大会後に確定するLIVゴルファーの出場枠
今大会の最大の副産物のひとつが、来月開催される全米オープン2026(シンネコック・ヒルズ、6月)の出場権確定だ。今大会(マアデン・LIVゴルフ・バージニア)終了後、LIVゴルファーの全米オープン免除資格が確定する。57名の出場者の中には、まだ数学的に出場権を取れる可能性を持つ選手が多く残っており、この点が個人ランキング争いに別の次元のプレッシャーを加える。
ラームとデシャンボーはすでに出場権を確保済み(ラームは全英オープン2勝+全米プロ1勝の資格、デシャンボーは全米オープン2勝)だが、3〜57位の選手にとっては「勝てば全米オープンへの切符」という高いモチベーションが加わる。
注目選手ピックアップ
| 選手名 | 国籍 | 所属チーム | 見どころ |
|---|---|---|---|
| ジョン・ラーム | 🇪🇸 スペイン | レギオンXIII | 個人ランク1位・今季2勝、防衛本命 |
| ブライソン・デシャンボー | 🇺🇸 USA | クラッシャーズGC | 個人ランク2位・飛距離でコース適性◎ |
| キャメロン・スミス | 🇦🇺 オーストラリア | リズ・ゴルフ | 全英オープン王者の復調なるか |
| タイレル・ハットン | 🇬🇧 イングランド | アンタレスGC | 直近好調、トップ10継続中 |
| アンソニー・キム | 🇺🇸 USA | 4アンズ | 復帰後の成長度を注目 |
サウジPIF資金引き上げ後の初戦——LIVゴルフの「生存証明」
今大会はサウジアラビアの政府系ファンド(PIF)が2026年シーズン終了後にLIVゴルフへの資金援助を打ち切ると発表してから初めて開催される大会でもある。PIFはリーグ設立以来5年間で50億ドル超(約7,500億円)を投じてきたとされ、その撤退は業界に大きな衝撃を与えた。
新たな出資者を探す動きが続く一方で、トランプ大統領はLIVゴルファーのPGAツアー復帰を強く後押しする発言をしており、「マキロイとデシャンボーが戦うのを見たい」と公言している。統合の可能性が再燃する中、バージニア大会でのプレーの質と注目度がLIVゴルフの交渉力を左右する──そんな「見えないプレッシャー」も今大会には漂っている。
テレビ・配信スケジュール(米国時間)
- R1(5/7・木):FOX One 午後1〜6時
- R2(5/8・金):FOX One 午後12〜2時 → FOX 午後2〜5時
- R3(5/9・土):FBN 午後1〜6時
- R4(5/10・日):午後12〜5時(放送局未発表分あり)
日本国内での公式配信は現時点で未発表。LIVゴルフ公式アプリ(livgolf.com)での無料ストリーミングは全ラウンド対応している。