6つのメジャータイトルを誇るフィル・ミケルソン(55歳)が、5月14日開幕の全米プロゴルフ選手権2026(アロニミンク・ゴルフクラブ、ペンシルベニア州)への出場辞退を表明した。理由は「家族の個人的な健康上の問題(a personal health matter with his family)」。第1補欠だったマックス・ホーマが繰り上がりで出場権を獲得した。

マスターズに続き今季2つ目のメジャー欠場

ミケルソンは今年4月のマスターズ・トーナメントを欠場しており、全米プロが今季2度目のメジャー不参加となる。この欠場が発表されたことで、2026年シーズンで彼がプレーしたのはわずか1試合のみとなっている。ミケルソンはゴルフメディア「Flushing It Golf」の取材に対し、「出場したかったが残念ながらできない。その後は今年を通してプレーしたいと思っているが、正直なところ分からない」と語った。

PGAオブ・アメリカは当初フィールドリストにミケルソンの名前を掲載していたが、5月5日(現地時間)に正式に欠場を発表。全米プロ連続出場記録も今大会でストップする形となった。

フィル・ミケルソン 全米プロ2026欠場 家族の健康問題
フィル・ミケルソン(写真:Wikipedia Commons)

マックス・ホーマが代替出場権獲得

ミケルソンの出場辞退を受け、第1補欠として待機していたマックス・ホーマ(34歳)が繰り上がりで出場権を得た。ホーマはPGAツアーで6勝を挙げており、メジャー初制覇を狙う選手の一人として注目される。全米プロには過去に複数回出場しており、今大会でも上位進出を目指す。

全米プロゴルフ選手権2026 基本情報
📅 日程:2026年5月14日(木)〜17日(日)
📍 会場:アロニミンク・ゴルフクラブ(ペンシルベニア州ニュータウン・スクエア)
💰 賞金総額:非公開(例年2000万ドル超)
🏆 ディフェンディング:スコッティ・シェフラー(2025年覇者)

タイガー・ウッズも正式に欠場確定

ミケルソンと同様、タイガー・ウッズも今大会のフィールドに含まれていないことが公式に確認された。ウッズは今年3月の事故後、ゴルフ活動を無期限で休止しており、フィールド登録期限までに出場の意思を示さなかった形だ。

ゴルフの歴史を彩ってきた2人の超レジェンドがともに不在となる今大会のフィールドは、ディフェンディング・チャンピオンのスコッティ・シェフラー(世界ランク1位)とマスターズ2連覇中のロリー・マキロイ(世界ランク2位)が中心的な注目株となる。

全米プロ2026 注目フィールド

選手名国籍世界ランクポイント
スコッティ・シェフラー🇺🇸 米国1位ディフェンディング
ロリー・マキロイ🇳🇮 北アイルランド2位マスターズ2連覇
ブライソン・デシャンボー🇺🇸 米国上位LIV Golf
ジョン・ラーム🇪🇸 スペイン上位LIV Golf
ブルックス・ケプカ🇺🇸 米国上位全米プロ5勝
マックス・ホーマ🇺🇸 米国繰り上がり出場
松山英樹🇯🇵 日本15位アジア最高峰

アロニミンクは「伝統」と「難易度」が融合するコース

全米プロ2026の舞台、アロニミンク・ゴルフクラブは1928年に設計されたクラシックコース。1962年の全米プロ以来、実に64年ぶりのメジャー開催となる。フィラデルフィア近郊の丘陵地帯に広がるこのコースは、バンカーが多く風の影響を受けやすい設計で、正確なアイアンショットと安定したパットが求められる。推定来場者数は20万人に上るとされ、歴史的な大会となりそうだ。

開幕は来週5月14日(木)。日本時間では14日夜から初日のスタートを見込む。シェフラーの防衛とマキロイの年間グランドスラム挑戦、そして松山英樹のメジャー2勝目にも期待がかかる。