5月14日(木)からオハイオ州シンシナティのメイクテワ・カントリークラブで開幕する「クローガー・クイーンシティ選手権 presented by P&G」。
2026年LPGAツアー第13戦に、世界ランク1位ネリー・コルダが今季3勝の勢いで圧倒的優勝候補として登場。山下美夢有ら日本人選手6名も出場し、激戦必至だ。
大会概要:シンシナティ5年目の開催
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 大会名 | クローガー・クイーンシティ選手権 presented by P&G |
| 開催期間 | 2026年5月14日(木)〜17日(日) |
| 会場 | メイクテワ・カントリークラブ(オハイオ州シンシナティ) |
| コース設計 | ドナルド・ロス(1929年開場・2023年改修) |
| 出場選手数 | 144名 |
| カット | 36ホール後、上位70名プラスタイ |
今大会はシンシナティでの開催5年目を迎える。コースは名設計家ドナルド・ロスが手がけ、1929年に開場。
2023年には著名な建築家ブライアン・シルバによる改修が行われ、世界屈指の名門として生まれ変わった。世界ランクトップ20から16人が参戦する豪華フィールドだ。
ネリー・コルダ:今季3冠の女王が4冠目を狙う
今大会の主役は何といってもネリー・コルダ(米国・27歳)だ。2026年シーズンは6試合に出場し、3勝・2位3回という驚異的な成績を残している。
2月のシェブロン選手権(メジャー第1弾)、5月のリビエラ・マヤオープンと今年すでに3冠を達成。ランク1位の座を堅持しながら圧巻の安定感を誇る。
LPGA通算18勝目を飾ったシンシナティで、さらなる記録更新が期待される。
コルダは60連続ホール・ノーボギーという記録的なラウンドも達成しており、2026年のLPGAツアーは「コルダ時代」と言っても過言ではない状況だ。
「コルダのゴルフは見ていて本当に美しい。スウィングの完成度が違う。今年はどこまで勝てるか楽しみ」
ディフェンディングチャンピオン:チャーリー・ハル(世界4位)
連覇を狙うのが昨年の覇者、チャーリー・ハル(英国・世界4位)。コルダ独走に割って入れる実力者の一人だ。
人気・実力ともにLPGAツアーを代表する選手として、地元ファンからも熱い声援が期待される。
注目の上位フィールド:トップ20から16人参戦
日本人選手6名:山下美夢有が勝機を狙う
今大会には日本人選手が6名出場する。世界ランク6位の山下美夢有を筆頭に、斉藤愛璃(15位)、畑岡奈紗(16位)、岩井明愛(18位)、竹田麗央(19位)、岩井千怜(20位)が名を連ねる。
| 世界ランク | 選手名 | 注目ポイント |
|---|---|---|
| 6位 | 山下美夢有 | 日本勢最上位、メジャー優勝経験あり |
| 15位 | 斉藤愛璃 | 2026年LPGAで存在感を発揮中 |
| 16位 | 畑岡奈紗 | LPGAツアー複数勝利の実力者 |
| 18位 | 岩井明愛 | 双子姉妹として世界上位をキープ |
| 19位 | 竹田麗央 | 若手急成長株 |
| 20位 | 岩井千怜 | 姉妹でのトップ20入り |
山下美夢有は世界ランク6位とLPGA日本人選手最高位。メイクテワのコース特性であるアプローチの精度を活かし、上位争いに絡む可能性は十分だ。
岩井明愛・千怜の姉妹が揃ってトップ20に入るなど、日本女子ゴルフの水準は今やLPGAでも世界最高峰に達している。
コース紹介:ドナルド・ロス設計の名門メイクテワCC
メイクテワ・カントリークラブは1929年開場のドナルド・ロス設計コース。2023年に建築家ブライアン・シルバが改修を手がけ、現代のトーナメントに対応した難易度に生まれ変わった。
特徴的なのはアプローチ精度を要求するグリーン周りの設計。飛距離よりもショットの正確さと戦略が問われる舞台だ。
5月中旬のシンシナティは過ごしやすい気候。ただし風向きによってはスコアを大きく左右する展開も。
コースのバンカー設計が効いてくる週末の風次第で、スコアの荒れる大会になる可能性もある。
テレビ・配信スケジュール
| 日程 | 放送 | 時間(現地) |
|---|---|---|
| 5月14日(木) | Golf Channel / Peacock | 1R 生中継 |
| 5月15日(金) | Golf Channel / Peacock | 2R 生中継 |
| 5月16日(土) | Golf Channel / Peacock | 3R 生中継 |
| 5月17日(日) | Golf Channel / Peacock | 最終R 生中継 |
※日本国内では「GOLF Network Plus」等で配信予定。LPGA公式サイト(lpga.com)でも一部無料配信あり。
見どころ:コルダの連勝は続くか?ハルの連覇も注目
今大会最大の焦点は、コルダが今季4勝目を挙げるかどうかだ。前回優勝のリビエラ・マヤオープンから約10日しか経過していないが、コルダのコンディションに衰えは見えない。
一方、ディフェンディングチャンピオンのハルが「地の利」を生かして連覇を達成するシナリオも十分ありうる。
日本勢では山下美夢有が最大の期待を背負う。世界6位の実力を世界に証明する絶好の機会だ。
岩井姉妹も揃って世界ランクトップ20以内に入っており、日本女子ゴルフの層の厚さを世界に示す大会となりそうだ。