アロニミンク・ゴルフクラブ(ペンシルバニア州)で行われているPGA選手権2026の第3ラウンドが終了した。
イングランドのアーロン・ライがジョン・ラームおよびクリス・ゴテルプと並んで通算5アンダーで首位を分け合い、
最終日(日本時間5月18日)を迎える。初日に104位タイと苦しんだロリー・マキロイは66をマークし、
通算3アンダーの2打差まで浮上。史上まれに見る大逆転の舞台が整った。
第3R終了後リーダーボード(上位15名)
| 順位 | 選手名(国籍) | 合計 | R3 |
|---|---|---|---|
| T1 | アーロン・ライ(英) | -5 | 67 |
| T1 | ジョン・ラーム(西) | -5 | 67 |
| T1 | クリス・ゴテルプ(米) | -5 | 65 |
| T4 | マビリック・マクニーリー(米) | -4 | 70 |
| T4 | アレックス・スモーリー(米) | -4 | 71 |
| T4 | ルードヴィ・オーベル(スウェーデン) | -4 | 68 |
| T4 | マッティ・シュミット(独) | -4 | 65 |
| T4 | ニック・テイラー(加) | -4 | 67 |
| T4 | ザンダー・シャウフェル(米) | -4 | 66 |
| T4 | ジャスティン・トーマス(米) | -4 | 68 |
| T4 | キャメロン・ヤング(米) | -4 | 68 |
| T4 | クリス・カーク(米) | -4 | 65 |
| T13 | ロリー・マキロイ(北アイルランド) | -3 | 66 |
| T13 | スコッティ・シェフラー(米) | -3 | 69 |
| T13 | ジャスティン・ローズ(英) | -3 | 65 |
13人がトップシェア——史上まれな大混戦のムービングデイ
第3ラウンドのアロニミンクは文字通りカオスだった。
午前中から次々と首位が入れ替わり、ラウンドを通して13人の選手がリーダーボードのトップを分け合うという異例の展開に。
今大会のムービングデイとして歴史的な記録を残した。
前日まで首位を走っていたマクニーリーとスモーリーは崩れて4アンダー・2打差に後退。
代わって浮上したのがアーロン・ライ(英)だ。11番でバーディを奪って単独首位に立つと、
そのまま通算5アンダーでフィニッシュし、首位を確保した。
アーロン・ライとは何者か
アーロン・ライ(英国・イングランド)はPGAツアー1勝(2024年シャグリラ・コーポレート・ゴルフ・クラシック)を持つ30代のベテランだ。
大舞台での経験はそれほど豊富ではないが、今週のアロニミンクでは終始安定したゴルフを展開。
1〜3ラウンドをすべて60台でまとめ、最終日に向けて首位を手にした。
PGA選手権優勝となればメジャー初優勝にして最大の金字塔となる。
ラームやゴテルプ、そして世界ランク上位の選手たちを抑えてのサンデー首位スタートは、
ゴルフファンに大きなサプライズをもたらしている。
ライ・ラーム・ゴテルプが5アンダー首位 → マキロイ・シェフラーは2打差 → 最終日は大逆転劇が起きるか
マキロイ、奇跡の巻き返し——104位から2打差へ
今大会最大の注目は、北アイルランドのロリー・マキロイの復活だ。
初日に4オーバー74をたたき、104位タイというメジャー選手権での自己最悪出遅れスタート。
予選通過すら危うかった36歳が、第3ラウンドで66をマークして一気に2打差まで浮上してきた。
もしマキロイが最終日に優勝すれば、メジャーにおいて初日に104位タイという位置から優勝した史上最悪の出遅れから逆転優勝となり、
1996年の全米オープンでスティーブ・ジョーンズが84位から優勝した記録を大幅に塗り替えることになる。
ディフェンディングチャンピオン・シェフラーも2打差
昨年のPGA選手権王者スコッティ・シェフラーも通算3アンダーで2打差にいる。
第1ラウンドで首位を分け合ったものの第2・第3ラウンドで出遅れ、
連覇を目指す世界ランク1位は最終日に後方からの逆転を狙う。
さらにジョン・ラームが共同首位でサンデーを迎えることも大きなポイントだ。
2023年全米オープン王者のラームはここ数年LIVゴルフに参戦しており、
PGAツアーのメジャーでの優勝となれば大きな話題となる。
この日の注目スコア:カーク・ローズが65
第3ラウンドのベストスコアはクリス・カーク(米)とジャスティン・ローズ(英)がマークした65(6アンダー)。
今大会のラウンドレコードに並ぶスコアだ。
特にカークは15ホールで爆発的なバーディラッシュを見せ、18番でダブルボギーがなければ63まで迫る勢いだった。
45歳のローズも第3ラウンドで65をマークし、通算3アンダーの2打差でまだ優勝圏内にいる。
最終日(日本時間5月18日)の見どころ
最終ラウンドは現地5月17日(日)、日本時間5月18日(月)の早朝から開始される。
上位ペアリングは以下のとおり。
- 最終組:アーロン・ライ&ジョン・ラーム(通算5アンダー首位)
- 前組:クリス・ゴテルプ(5アンダー首位)&マビリック・マクニーリー(4アンダー)
- マキロイ(3アンダー)・シェフラー(3アンダー)は前半組から追う展開
アロニミンクは難コースで知られ、最終日もピンポジションが厳しく設定される見込み。
2打差以内に13〜14人がひしめく超混戦で、誰が勝ってもおかしくない展開が予想される。
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